ブルーシャムロック

此処はtomohiroのオリジナル小説サイトです。
小説主体ですので、小説に興味の無い
人は、退出下さい。

あじさいの見える丘に_3

2009-06-11 21:14:35 | 逆襲の藤隆
「王子様か。」
先生は一瞬考えて、彼女のパソコンのDatabaseを
あさり始めた。
「どんな感じにしようかな・・・。」
彼女は迷っていた。
眉目秀麗な男、
あるいはアグリーベティみたいな顔で眼鏡・・・。
某アジア俳優みたいなそれとか・・・。
「私はこのチェ某というか、劉某みたいな顔の人がいいなあ。」
とその俳優の顔を見た。
「西洋の王子様だからな。チェ某というか、劉某だと彩雲国物語や十二國記みたくなる
でしょ・・・。」
先生にあっさり却下された。
「じゃあ、どんな顔を。」
私に選べという顔である。
どうにも分からないのだ。
先生はひらめいたようである。
つづく
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする