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ナチスドイツが残した負の遺産。巨大建造物「プローラの巨人」

2012年06月25日 | 世界びっくりニュース


 プローラの巨人(Koloss von Prora)は、ドイツのバルト海に面した島、リューゲン島に1936年から1939年にかけて、ナチスが計画し、建設を進めた保養所・海水浴場である。

 一棟500mの長さのビルが8つ連なる巨大建築物で、20,000人の労働者が休暇を過ごすために計画されていたが、ついに使用されることはなかった。プローラは残存している第三帝国の建築の中でも、その統一感とヒューマンスケールを超える巨大さが印象的な建物で、ナチス建築の典型といえるものである。

ソース:巨大すぎて手に負えない、ナチスが遺した建築物 AFPBB News
プローラ - Wikipedia

 1939年、第二次世界大戦が始まるとプローラ建設も中止された。1945年、ソ連軍がリューゲン島一帯を占領し、プローラはその基地となった。プローラのビルは東ドイツ政府の手で解体する案もあったが頑丈な上に巨大なため放置されるままとなり、軍の施設となった。





























 現在は時折軍用に利用されるだけで老朽化が進んでいる。プローラは文化遺産に指定されているが、リフォームするにも莫大な費用がかかるため、再利用計画もなかなか進まなかった。最近やっと再利用計画が始動した。昨年ベッド数400のユースホステルが開業したのだ。また、ある投資家が1棟まるごと買取りホテルや別荘への改築を計画中だという。

巨大すぎて手に負えない、ナチスが遺した建築物


 ナチスが思い描いていた巨大なリゾート地への夢は21世紀、実現に向かうのかもしれない。

Prora SEEBAD
Hitlers vakantieparadijs


☆一回泊まってみたいねぇ!

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