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鳥インフルエンザのヒト感染

2025年04月21日 | Weblog
鳥インフルエンザ(https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/index.html)(http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/)(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000144461.html)(https://www.who.int/westernpacific/emergencies/surveillance/avian-influenza)に関して、R7.4.19Web医事新報「鳥インフルエンザ[私の治療]」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=26249)で「鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスは,1996年に中国広東省の鳥から初めて分離され,日本を含むアジア各国で鳥における感染が確認されている。ヒト感染症としては,1997年の香港での事例を発端に,2003年から2024年2月26日まででは世界23カ国からA(H5N1)型の確定症例が計887例,うち死亡462例(致命率52.1%)が報告されている1)。2020年以降の発症者は26人,うち死亡は7例である。いまだ継続的なヒト-ヒト感染伝播は認められていない。」「鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスによるヒトへの感染事例は,2013年3月31日に中国政府から報告され,以後,主に中国本土や香港から2022年5月6日までに1568例が報告されており,うち少なくとも616例(39.3%)が死亡している。」とある。R7.2.12日刊ゲンダイ「鳥インフルのパンデミックがやってくる? トランプ新政権の対応で米国に不安広がる」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/health/367556)の「鶏や乳牛などを飼う農場では多くの不法移民が働いています。彼らが強制送還を恐れて体調が悪いことを隠したり、雇い主に対し防護服の支給を求められないこともあると推測されます。」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/health/367556/2)とあり、ヒト感染が気になるところかもしれない。わが国の感染症法による届出(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/kekkaku-kansenshou11/01.html)では、「鳥インフルエンザH5N1」(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-02-07.html)(https://id-info.jihs.go.jp/diseases/ta/avian-influenza/index.html)と「鳥インフルエンザH7N9」(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-12-01.html)(https://id-info.jihs.go.jp/diseases/ta/flua-h7n9/index.html)だけが二類感染症で、他の鳥インフルエンザは四類感染症である。「インバウンド感染症への対応」(https://www.kansensho.or.jp/ref/index.html)では「鳥インフルエンザA(H5N1)感染症(avian influenza A(H5N1)infection)」(https://www.kansensho.or.jp/ref/d46.html)と「鳥インフルエンザA(H7N9)感染症(avian influenza A(H7N9)infection)」(https://www.kansensho.or.jp/ref/d47.html)が記載されているが、厚労省検疫所FORTH新着情報(https://www.forth.go.jp/topics/fragment1.html)では、R6.10.28「鳥インフルエンザA(H9N2)- ガーナ」(https://www.forth.go.jp/topics/2024/20241028_00002.html)、R6.7.29「鳥インフルエンザA(H5N2)ーメキシコ」(https://www.forth.go.jp/topics/2024/20240729_00001.html)、H6.6.26「鳥インフルエンザA(H9N2)―インド」(https://www.forth.go.jp/topics/2024/20240626_00001.html)、R6.3.4「鳥インフルエンザA(H10N5)とインフルエンザA(H3N2)の重複感染-中華人民共和国」(https://www.forth.go.jp/topics/2024/20240304_00001.html)が出ている。仮にわが国で、「鳥インフルエンザH5N1」(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-02-07.html)(https://id-info.jihs.go.jp/diseases/ta/avian-influenza/index.html)と「鳥インフルエンザH7N9」(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-12-01.html)(https://id-info.jihs.go.jp/diseases/ta/flua-h7n9/index.html)以外でヒト感染・発症例がみられた場合、「隔離なし・就業制限なし」で対応するのであろうか。また、疫学調査はどうなるであろうか。R6.12.12「鳥インフルエンザ(H5N1)に関する積極的疫学調査の実施等について(依頼)」(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001347315.pdf)が発出されているが、あくまで「H5N1」に限定である。また、H25.5.6「鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルス感染事例に対する積極的疫学調査実施要領(暫定版)」(https://id-info.jihs.go.jp/diseases/ta/h7n9/010/h7n9-20130506.html)はいつまで暫定版であろうか。ところで、「WHO surveillance/avian-influenza」(https://www.who.int/westernpacific/emergencies/surveillance/avian-influenza)では高病原性鳥インフルエンザのヒト感染例が長期間にわたって散発的に報告されているが、今のところ爆発的な「ヒト-ヒト感染」はみられていない一方で、コロナについて、R5.4.18現代「新型コロナウイルス、最初の感染源ついに判明、やはり武漢の市場から 中国が誤魔化し切れなくなった「タヌキ」」(https://gendai.media/articles/-/109063)が出ていたが、R3.1.27東洋経済「感染力高い変異種の病原性「弱いはずがない訳」 インフル研究の第一人者が見るコロナの先行き」(https://toyokeizai.net/articles/-/407734)の「動物から人に感染を始めたばかりの新型コロナウイルスが、いきなりこれほど人に適合して中国・武漢で見られたような効率のいい感染爆発を起こすとは思えない。」(https://toyokeizai.net/articles/-/407734?page=3)と感じた専門家が少なくないかもしれない。

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