保健福祉の現場から

感じるままに

介護予防と高齢者保健事業

2024年08月06日 | Weblog
R6.8.5「令和6年度地域支援事業実施要綱等の改正点について、「市町村向け介護予防ケアマネジメントを効果的に推進するための手引き」について(周知)」(https://www.mhlw.go.jp/content/001284411.pdf)が発出されている。「介護予防・日常生活支援総合事業の充実に向けた検討会」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32410.html)のR5.12.7「議論の中間整理」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36765.html)(https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001176032.pdf)を踏まえたものであるが、理念と現実にかなりのギャップを感じる。はたして、各介護保険者の第9期介護保険事業計画では「総合事業の充実」についてどれほど計画されているであろうか。そういえば、R6.5.28「支援パッケージ(地域づくり支援ハンドブックvol.2)について」(https://www.mhlw.go.jp/content/001257663.pdf)が発出されているが、「地域づくり支援ハンドブック ~2023年度版~ダイジェスト版」(https://www.jmar.co.jp/2024/05/15/llgr5_10_handbook_summary.pdf)・支援者向け(https://www.jmar.co.jp/2024/05/15/llgr5_10_handbook_supporter.pdf)・市町村向け(https://www.jmar.co.jp/2024/05/15/llgr5_10_handbook_municipality.pdf)は、「高齢者の保健事業のあり方検討ワーキンググループ」(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-hoken_369143.html)のR6.3「高齢者の特性を踏まえた保健事業ガイドライン第3版」(https://www.mhlw.go.jp/content/001240315.pdf)とタテワリ・バラバラではいけないように感じる。なお、「介護予防・日常生活支援総合事業等(地域支援事業)の実施状況(令和4年度実施分)に関する調査結果」(https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001214325.pdf)が出ているが、例えば、「高齢者保健事業」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/hokenjigyou/index_00003.html)とセットで、地域包括ケア「見える化」システム(http://mieruka.mhlw.go.jp/)でそれぞれの自治体の取り組みの詳細が「見える化」されても良いかもしれない。R6.3.15資料2(https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001227369.pdf)p12「データヘルス計画の評価指標」について、例えば、市町村健康づくり推進協議会では「介護保険事業計画策定に向けた各種調査等に関する説明会」(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-rouken_384533.html)にある「介護予防・日常生活圏域ニーズ調査」を評価指標の一つにできないであろうか。ところで、「一般介護予防事業等の推進方策に関する検討会」(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-rouken_520284_00006.html)のR元.8.23中間取りまとめ(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_06335.html)(https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000539466.pdf)p1「介護予防に資する取組への参加やボランティア等への参加を促すためのポイント付与があり、実施している自治体は約25%である。」とあったが、最近はどうであろうか。「個人インセンティブ」(http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000124579.html)の活用によって、後期高齢者医療、介護保険が自分たちの公的保険である意識を喚起できないものであろうか。例えば、R6.4.1「後期高齢者医療制度の令和6・7年度の保険料率について」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39349.html)(https://www.mhlw.go.jp/content/12403500/001238069.pdf)、R6.5.14「第9期介護保険事業計画期間における介護保険の第1号保険料及びサービス見込み量等について」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40211.html)の自分たち自治体の状況を認識しあうところからスタートしても良いかもしれない。R6.5.18NHK「【全国マップ】介護保険料 大阪市なぜ高い?地域差 調べると…」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240518/k10014452691000.html)の「全国マップ」をみると、R6.5.22東京「大阪市どうして全国最高額? 介護保険料9249円、平均を3000円も上回る 最も安い村にも事情を聞いた」(https://www.tokyo-np.co.jp/article/328538)の「独居と低所得のお年寄りが多くて」だけでは説明がつかない感じかもしれない。
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