昨夜は、管内U市の健康増進計画策定委員会に参加した。本来ならば、もっと以前に計画が出来上がっていてもよかったかもしれないが、今年度の策定になったのは、おそらく市町村合併の動向が影響していたのであろう。新たな市総合計画の開始に合わせたこともあるかもしれない。しかし、今年度の策定にも異論があるかもしれない。老人保健事業は平成19年度までで、平成20年度からは医療保険者による特定健診・保健指導が始まる。県の健康増進計画や医療計画は来年度改定されるとともに、医療費適正化計画が策定される。平成21年度からは第4期介護保険事業計画が始まる等、保健・医療・福祉の状況が大きく動いているからである。但し、それらを待っていては、いつまでたっても市の健康増進計画は出来上がらないかもしれない。その時には、また新たな大きな動きがあるかもしれないからである。さて、事務局から示された資料には、国や県と比べて良いデータもあれば、かなり悪いデータもある。昨夜は公募委員をはじめ、皆さんが日頃の活動を踏まえて積極的に発言されていた。やはり、ありのままのデータを出すことが大切であることを実感したところである。ところで、健康増進計画の策定にあたっては、健康日本21の中間見直し(http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/09/s0915-8.html)を考慮するのは当然として、食育の推進(http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/06/dl/s0613-8i.pdf)や介護予防事業(http://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/topics/051221/index.html)等も考慮されている。今年度からの高齢者の生活機能評価の分析(http://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/topics/051221/dl/03a.pdf)は経年的に把握できる有効な健康指標の一つになるはずである。今年度の市健康増進計画の策定は、なかなか良いタイミングではないか、そんな感じがしないでもない。しかし、委員の方々の発言を聞いていると、計画の策定はいつでも最高なのかもしれない、とも感じたところである。
goo blog お知らせ
最新記事
カテゴリー
- Weblog(18584)
最新コメント
- 歴史国際政治学関係/チームによるがん診療
- グローバルストライベック/チームによるがん診療
- Unknown/チームによるがん診療
- キングダム/チームによるがん診療
- ああ言えばこう言う熱力学/チームによるがん診療
- 名無し/公立病院の再編
- what is tadalafil/DPCと急性期医療の標準化
- wel/イベルメクチン(ストロメクトール®)
- wel/Care222®
- Unknown/新型コロナ後遺症
カレンダー
バックナンバー
ブックマーク
- 参議院
- 衆議院
- 病院情報局
- がん登録・統計
- 内閣府世論調査
- 保険医団体連合会
- 厚生労働省審議会・研究会
- 日本産婦人科医会
- 全日本病院協会 医療行政情報
- 医療情報サービス Minds(マインズ)
- 国会提出法案
- フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
- オープンコンテントの百科事典
- 保健指導リソースガイド
- Web医事新報
- 発生動向調査
- 日本精神科病院協会
- 日本医師会
- 医療保険データベース
- 国保中央会保健事業関連資料
- 医療介護情報局
- 介護保険最新情報
- 総務省行政評価局
- 電子政府の総合窓口
- CBニュース
- 財務省予算執行調査
- FNNプライムオンライン
- 時事
- NHKnews
- 読売新聞
- livedoor news
- 介護ポストセブン
- プレジデント
- 朝日新聞ニュース
- AERA
- 文春オンライン
- 現代ビジネス
- TBS NEWS DIG
- 日刊ゲンダイ
- 東京新聞
- 東洋経済オンライン
- JBpress
- 共同通信
- 田中宇の国際ニュース解説
- HUNTER
- SmartFlash
- マスコミに出ない政治経済の裏話
- 新ベンチャー革命
- 鳶の羽
- 時事直言
- 二階堂ドットコム