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保健福祉の現場から

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5歳児健診

2025年05月14日 | Weblog
「5歳児健診」(https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/d4a9b67b-acbd-4e2a-a27a-7e8f2d6106dd/76581079/20240422_policies_boshihoken_tsuuchi_2024_27.pdf)について、R7.5.13NHK「福岡市 5歳児健診を来月から試験的実施へ 発達障害早期発見」(https://www3.nhk.or.jp/lnews/k/fukuoka/20250513/5010028162.html)の「今年度は希望者を対象に試験的に、5歳児にも実施」「市内3か所の保健福祉センターで来月からあわせて12回実施し問診や集団遊びを通じて指示を理解できるかなどを確認する」に目がとまった。R7.4.27共同「5歳児健診普及へ支援強化 発達障害の早期発見に向け、政府」(https://www.47news.jp/12504554.html)の「5歳児健診は任意で23年度に行った自治体は14%にとどまる。」とあり、まだまだ低調で、「5歳児健診ポータル」(https://gosaiji-kenshin.com/)の「データで見える!5歳児健診」の「自治体を探す」でそれぞれの自治体の状況が検索できることは知っておきたい。R6.8.30「EBPM関係資料」(https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/88749a20-e454-4a5b-9da8-3a32e1788a23/c10cb23b/20240830_policies_budget_23.pdf)p3「5歳児健診1,045自治体の補助金交付のうち59自治体が実施」で「2028年度100%実施」のためには、まずは、それぞれの自治体の取り組み状況が認識される必要がある。「全国こども政策関係部局長会議」(https://www.cfa.go.jp/councils/kodomoseisaku-bukyokuchokaigi/)のR7.1.30「成育局資料」(https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/91882196-4d61-4b6b-93dd-d1596e4b74c8/3725294c/20250130-councils-kodomoseisaku-bukyokuchokaigi-91882196-11.pdf)p149「「1か月児」及び「5歳児」健康診査支援事業」は「令和5年度補正創設」であるが、p148「「1か月児」及び「5歳児」健康診査支援事業の都道府県別交付決定状況」をみると、都道府県間で大きな格差があることがわかる。一方で、R7.2.14毎日「発達障害の患者増加 府、診療体制強化へ 初診、9カ月待ちも /京都」(https://mainichi.jp/articles/20250214/ddl/k26/040/159000c)が報じられている。R6.7.3長崎新聞「発達障害疑い 初診待ちが4~9カ月 公立3医療機関で長期化 長崎」(https://www.nagasaki-np.co.jp/kijis/?kijiid=740badcead1e46f1b5eb62be030606f8)、R5.12.21共同「「初診は2年後になります」親が絶句する児童精神科の実態 子どもの発達障害なかなか診ず…実はパンク状態、その深刻な背景」(https://www.47news.jp/10293156.html)、R5.8.15AERA「発達障害の疑いで児童精神科にかかりたくても「予約いっぱい」 1年待ちも 片道2時間に頭抱える親」(https://dot.asahi.com/articles/-/198476)、R5.9.11東洋経済「発達障害の増加で「児童精神科の初診までの待機」が長期化、医師不足も深刻 通常学級の11人に1人、特別支援学級の子も倍増」(https://toyokeizai.net/articles/-/698503)のような「初診待機問題」は各地でみられるであろう。R2.3「発達障害児者の初診待機等の医療的な課題と対応に関する調査」(https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/000654179.pdf)が出ているのであるが、「5歳児健診」(https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/d4a9b67b-acbd-4e2a-a27a-7e8f2d6106dd/76581079/20240422_policies_boshihoken_tsuuchi_2024_27.pdf)によって、課題がクローズアップしているかもしれない。R6.6.24Web医事新報「【識者の眼】「5歳児健診の重要性と課題」坂本昌彦」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=24551)では「5歳児健診にはいくつかの課題が存在します。まず発達障害が見つかった子どもをフォローする専門医療機関が少なく、受診までの待機時間が長くなる傾向があります。また、ペアレントトレーニングや療育教室は都市部では充実していますが、地方では数が少なく、対応も自治体によって異なります。最大の課題は、この健診の重要性が社会に十分に認識されておらず、取り組む自治体が少ない点です。財政的な問題もあり、現在国からの補助は少なく、自治体の補助が必要ですが、5歳児健診の重要性が広く伝わっていないため、普及が進んでいません。」とあるが、自分たち自治体の状況はどれほど認識されているであろうか。そういえば、R7.4.15クローズアップ現代「100人いたら100通り 発達障害の“適切な支援”とは?」(https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/episode/te/K11VKYGRWG/)が出ている。例えば「LaZo」(https://lazo.ltd/)のような「楽しみながら行う4つの療育」につなぐような体制が期待されるかもしれない。
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