東京新聞「中国で再び鳥インフル感染 台湾当局が発表」(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013110701002318.html)。<以下引用>
<台湾の衛生当局は7日までに、中国浙江省の女性が新たに鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)に感染したことが確認されたと発表した。中国の衛生当局から通報があったとしている。中国側は公表していないが、事実とすれば、同ウイルスの感染者は台湾の1人を含めて140人となる。うち45人が死亡している。台湾当局によると、浙江省嘉興市に住む64歳の女性農民が感染し、治療を受けている。症状は重いという。>
これから、本格的にインフルエンザシーズンに入るため、少々不気味に感じる。鳥インフルエンザA(H7N9)は指定感染症(http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/h7n9.html)であるが、持続的なヒト-ヒト感染による新型インフルエンザ化が警戒される。また、冬の渡り鳥が大挙してやってきているが、国立環境研究所「日本における鳥インフルエンザウイルスの侵入リスクマップ」(http://www.nies.go.jp/whatsnew/2012/20121115/20121115.html)もみておきたい。なお、WHO「Disease Outbreak News」(http://www.who.int/csr/don/en/index.html)では、中東呼吸器症候群(MERS)の更新が続いているが、MERS(http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000032vm4.html)は感染症法に基づく医師の届出(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01.html)として位置づけられていない。重症例でも公費による入院隔離がないだけでなく、感染症法(http://www.ron.gr.jp/law/law/kansensy.htm)に基づく各種対応(接触者調査、就業制限等)もはっきりしない。
<台湾の衛生当局は7日までに、中国浙江省の女性が新たに鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)に感染したことが確認されたと発表した。中国の衛生当局から通報があったとしている。中国側は公表していないが、事実とすれば、同ウイルスの感染者は台湾の1人を含めて140人となる。うち45人が死亡している。台湾当局によると、浙江省嘉興市に住む64歳の女性農民が感染し、治療を受けている。症状は重いという。>
これから、本格的にインフルエンザシーズンに入るため、少々不気味に感じる。鳥インフルエンザA(H7N9)は指定感染症(http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/h7n9.html)であるが、持続的なヒト-ヒト感染による新型インフルエンザ化が警戒される。また、冬の渡り鳥が大挙してやってきているが、国立環境研究所「日本における鳥インフルエンザウイルスの侵入リスクマップ」(http://www.nies.go.jp/whatsnew/2012/20121115/20121115.html)もみておきたい。なお、WHO「Disease Outbreak News」(http://www.who.int/csr/don/en/index.html)では、中東呼吸器症候群(MERS)の更新が続いているが、MERS(http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000032vm4.html)は感染症法に基づく医師の届出(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01.html)として位置づけられていない。重症例でも公費による入院隔離がないだけでなく、感染症法(http://www.ron.gr.jp/law/law/kansensy.htm)に基づく各種対応(接触者調査、就業制限等)もはっきりしない。