保健福祉の現場から

感じるままに

ピンクリボンキャンペーン

2010年07月02日 | Weblog
先日、ピンクリボンキャンペーン実行委員会に参加した。乳がん患者会、専門医、専門看護師、企業、検診機関、行政の方々から活発な意見が出され、久しぶりに盛り上がった会議であった。がん統計(http://ganjoho.ncc.go.jp/public/statistics/backnumber/odjrh3000000o8is-att/DATA04.PDF)によると、年間の乳がん罹患数は既に4万人を超え、「平成21年人口動態統計月報年計(概数)の概況」(http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai09/dl/gaikyou.pdf)では年間死亡数は1万2千人余である。厚労省「かかりつけ医のためのがん検診ハンドブック」(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/dl/gan_kenshin04.pdf)p35に乳がんの日米比較が出ているが、ライフスタイルが欧米化している我が国では、今後も増加し続け、罹患ピークが高齢化するのは間違いない。さて、なぜ、ピンクリボンなのか、と聞かれることが度々ある。これはウィキペディア(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%9C%E3%83%B3)に詳しく出ているのでみておきたい。しかし、がん予防はピンクリボンだけではない。子宮頸がん予防キャンペーンの「オレンジクローバーキャンペーン」(http://orangeclover.org/)、大腸がん撲滅キャンペーンの「BRAVE CIRCLE」(http://www.bravecircle.net/)、前立腺がん予防の「ブルークローバーキャンペーン」(http://www.nmp.co.jp/public/clover.html)(http://www.asahi.com/blueclover/)、すい臓がんの「パープルリボン活動」(http://pancan.jp/content/view/132/94/)(http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/information/2009in81.html)なども推進したいところである。また、がん予防は一次予防、二次予防だけではない。リレー・フォー・ライフ ジャパン(http://www.jcancer.jp/relayforlife/)のようなキャンペーンも重要である。
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