保健福祉の現場から

感じるままに

新型インフルエンザ 国内2次感染例

2009年05月16日 | Weblog
「大阪の女子高生も陽性 集団感染の疑いも」(http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/090516/dst0905162230011-n1.htm)。
「大阪 女子高校生からウイルス」(http://www3.nhk.or.jp/news/k10013016691000.html)。
「感染生徒とバレーの試合 他校の十数人も発熱 兵庫」(http://sankei.jp.msn.com/life/body/090516/bdy0905161855029-n1.htm)。
「神戸市内の別の高校で新たに生徒5人の新型インフルエンザ感染確認」(http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00155288.html)。
「神戸直撃 駅員もマスク、ホテルはキャンセル続出」(http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/090516/dst0905162109008-n1.htm)。

「新型インフル「国内発生早期」、政府が対策レベル引き上げへ」(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090516-OYT1T00490.htm?from=main2)。
「時差通学・通勤の要請も 政府「第2段階」に引き上げ」(http://www.asahi.com/national/update/0516/TKY200905160156.html)。

「神戸市混乱、部活禁止・イベント中止・1000人外出自粛」(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090516-OYT1T00199.htm?from=main2)。

「千葉で60代女性から陽性反応 渡航歴あり」(http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200905160263.html)。

完全に論調が変化してきた。今後、いつ、どこで、集団発生が起こってもおかしくないということである。但し、WHOやCDCでは案外冷静なのかもしれない。対外的公表は、簡易検査A型陽性段階ではなく、新型インフルエンザPCR検査陽性段階の方がよいのではないか、と感じる方が少なくないかもしれない。


「米国内「10万人超感染」…CDC見解」(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090516-00000021-mai-int)。
「新型インフルエンザ:季節性ワクチン重視の姿勢示す--WHO事務局長」(http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090516ddm041040093000c.html)。



「神戸市の高校生、感染か=海外渡航歴なし、遺伝子検査で陽性-新型インフル」(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090516-00000002-jij-soci)。<以下引用>
<厚生労働省は16日未明、海外渡航歴のない神戸市の男子高校生が新型インフルエンザに感染している疑いがあると発表した。同市の環境保健研究所の遺伝子検査(PCR)で陽性とみられる反応が出た。国立感染症研究所に検体を運び、最終検査する。同日午後にも結果が判明する見通し。同省や同市などによると、生徒は同市内の高校の3年生。5月11日に悪寒を訴え、12日に37.4度の熱を出し、医師の診察を受けた。簡易検査でA型陽性となったため、医師が検体を市に提出。15日にPCRを行ったところ、新型インフルエンザの陽性とみられる反応が出た。高校生は現在はせきがあるが、体温は36度台に下がっている。抗インフルエンザ薬を投与し、12日から学校を休んで自宅療養中という。検査の方法に問題があった可能性もあるため、神戸市はさらに詳細な再検査を行っている。海外渡航歴がなく、国内での2次感染の可能性も否定できないため、同市は高校生の最近の行動や接触者について、調査を進めている。これまで国内で4人の感染が確認されたが、同省は「水際で食い止めた」とし、政府は行動計画を「海外発生期」に維持してきた。しかし、海外渡航歴のない高校生の感染が確定した場合、行動計画は学校の休校や企業の事業縮小などを含む「国内発生早期」の段階に移行する可能性がある。>

「神戸 “新型”の遺伝子を検出」(http://www.nhk.or.jp/news/t10013009121000.html)。

「神戸の高校生を確定検査 同じ高校でA型陽性2人」(http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009051601000015.html)。

「新型インフル疑いが出た神戸の高校で、新たに2生徒がA型陽性」(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090516-OYT1T00182.htm?from=main1)。

確定すれば、影響は非常に大きい。もはや水際対策を強調している場合ではないであろう。学校側の対応がどうなるか、そして、感染の拡がりがどうなるか、大変注目されるところである。なお、今回は神戸市環境保健研究所で新型インフルエンザ検査キットによるPCR検査で陽性とされており、以前続いていた疑似症例とは異なる。これは地方でのウイルス同定検査体制が整備されてきたことによる。
マスコミでこの厚生労働省動画(http://www.youtube.com/watch?v=EMOFzZBIt8U)内容の普及が期待されるところである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女性がん対策

2009年05月16日 | Weblog
先日の大臣会見(http://www.mhlw.go.jp/kaiken/daijin/2009/05/k0512.html)で、補正予算による政府の経済危機対策(http://www.jimin.jp/jimin/seisaku/2009/pdf/seisaku-010b.pdf)p12に示された女性がん対策が強調されている。がん統計(http://ganjoho.ncc.go.jp/public/statistics/backnumber/odjrh3000000o8is-att/DATA04.PDF)をみると、20~50代では女性の方が男性よりがん罹患が多く、かつ乳がんと子宮がんで半数を占めている。そういえば、女性の健康支援(http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/dl/s0501-4o.pdf)(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/woman.html)ではがん予防対策は柱の一つであるが、効率的・効果的な保健事業という観点からもこの世代での女性がん対策が期待されるところである。問題は、今年度のがん検診が既にスタートしていることである。補正予算が成立する見通しになったが、無料クーポンが対象年齢の女性の手元に届くのはいつ頃になるであろうか。

「がん検診:無料クーポン配布 女性850万人に 厚労省」(http://mainichi.jp/life/today/news/20090517k0000m040114000c.html)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする