友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

家庭もまたそれぞれ

2024年03月12日 17時35分20秒 | Weblog

 北名古屋市が誕生した2006年から、昭和19・20年生まれの同年者の集いが始まった。北名古屋市は師勝町と西春町が合併して生まれたが、「他所から来た人」が圧倒的に多い。そこで、「同年者の集い」を開催して懇親を深めようというためだった。

 私は初め、お手伝いのつもりだったが、初代の会長が亡くなり、会長職を引き受けることになった。コロナ禍で長く延期していたが、「そろそろやろうよ」と声をいただき、今日は役員5人が集まって開催を決め、日時や場所や会費などを話し合った。

 これまでは事業者の確定申告が終わる3月末が多かったが、これから準備するとなると、5月が最短だろうというので、5月18日の土曜日午後6時開始となった。場所は役所の1階にあるレストランにお願いすることになった。

 これまでは日本料理の店が多かったが、趣向を変えて、みんなが歩いて来やすい、このイタリア料理のシャレた店にした。ただ、カラオケの設備は無いので、レンタルで探さなくてはならない。カラオケが無いとちょっと間が持たないからだ。

 およそのことが決まると、久しぶりに会ったためか、雑談で盛り上がった。集まった5人のうちの1人はカミさんを亡くし、独り暮らしである。「カミさんに頼りっぱなしで、料理なんかしたことが無かったから、もう大変」と零す。

 男たちは「男は外で働き、女は家を守る時代だったからなー」と反省する。ダンナのいない女性は「隣りのスパーが台所」と笑う。「やっぱり男も料理出来るようにならないとダメだ」と男の独り暮らしは言う。「そうそう、酒のつまみくらいは自分で作らんとな」と声がかかる。

 今でもカミさんが料理してくれるという男は、「晩飯はおかずしか喰わん」と言う。「せっかく作ってくれるのにもったいない」と非難と羨みの声。すると「酒も飲まんし」と言うので、「寂しいな」と大笑いになる。家庭もまたそれぞれである。


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