友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

「ジジイはすぐ嫌なことを言う」

2024年08月13日 17時59分57秒 | Weblog

 突然に、孫娘がふたりの息子と中3の妹を連れてやってきた。11日に片名漁港の海鮮料理店でみんなで食事をした時、「大人しい子ね」とか、「いいの子ね」と言われていた曾孫のふたりは、我が家では別の子のように元気そのものだった。

 もうすぐ4歳になる上の子は、ブロック遊びが大好きで早速並べ始めた。この前来た時は、横に広い家(?)だったが、今日は高く積み上げていく。2階に車庫を作り、2階へと続く階段は滑り台を置いて、「ブーブー」と車を昇らせたり、急降下させたりして遊んでいた。

 1歳1カ月の下の子は、随分と歩けるようになり、兄の後をチョコチョコと追いかけて行く。兄の遊びの邪魔をすることは無く、ただ付いて回っている。それでも兄の方は時々、邪魔だとばかりに追い払うが、兄に突き飛ばされたりしても弟は不思議に泣かない。

 まだ一緒に遊ぶことは出来ないが、これが一緒に遊ぶようになると、どうなるのだろう。仲良く共同作業をするのだろうか、それとも殴り合いになるのだろうか。私にも兄はいたが14歳も年上なので、教えてもらうことはあっても遊ぶことは無かった。

 ふたりの曾孫を見ていると、兄の方が甘えん坊のような気がする。もちろん弟はまだ手がかかるから、母親はいつも弟にかかりっきりだ。それでも兄の方は、自分の遊びが出来れば満足なのかと思っていたが、急に母親にしがみつき放そうとしない時がある。

 母親が弟を背負っていると、「抱っこ」を要求する。学校へ上がるようになるまでは、母親離れは出来ないものかも知れない。それでも上の子は時々、弟の世話をしようとする。それが嫌で弟は泣きわめくから、兄は母親に叱られるが、叱られて泣いても甘えようとする。

 そんな風にして、人は成長していくのか。それにしても孫娘のタフさには驚く。今晩はダンナの実家へ行くと言う。そうか、もうお盆の入りか、おじいちゃんもおばあちゃんも孫が来るのが待ち遠しいだろう。顔を出してあげることが、何よりの土産である。

 中3の孫娘は、来年の春に鎌倉へ旅行する計画を立てている。「その前に、高校入試を突破しないとね」と言いそうになって止めた。「ジジイはすぐ嫌なことを言う」と思われるのが怖かった。


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