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男と女の不適切な交際って?

2018年11月29日 17時46分32秒 | Weblog

  愛知県尾張旭市の市長が辞任を表明した。私は読んでいないので知らなかったが、『週刊文春』に市の女性職員と「不適切な交際をしている」と写真付きで記載され、当初は記事の内容を否定していたが、「お金を払い、示談していたのは事実」と謝罪し、辞職を明らかにしたようだ。何があったのか分からないが、「手をつないだ」だけで辞職とは可哀そうな気がする。

 「不適切な交際」とは一体何を指すのだろう。新幹線で手をつないで眠っていて、写真を撮られた国会議員と市会議員がいた。「一線は超えていません」と弁明していたが、市議が既婚者だから「不適切な」行為と言われたのだろうか。心ときめくような異性に出会ったら、そっと手を触れてみたいと思うだろうし、愛し合いたいと願うだろう。

 今、読んでいる小説『マチネの終わりに』の中にこんな文章があった。「どれほど人間的に信頼し、尊敬の念を抱いていようと、肉体的に受け入れられるかどうかは、また別の問題だった。友情と愛情との違いとは、つまるところそれだけだと断ずる人さえいる」。そういえば、高校生の頃、男女の間に友情は成り立つかと真剣に議論したことがあった。

 その時も、何を持って友情というのかが議論の中心だった。男が男に感じるものと、女に感じるものは違う。可愛いとかきれいとか触りたいとか、そんな感情が先に立ってしまう。それでも「肉体的な交わり」が無ければ「友情」と定義するなら「友情は成り立つ」が、可愛いとかきれいとかの感情を秘めたまま交際を続けることは極めて困難だと私は主張した。

 いや、そもそも「いい女」と思うことは、私が通っていたキリスト教会では「十戒」の「姦淫」に当たると教えられたので、みんな「いい女」に見えてしまう私は「罪」から逃れられないと悟った。手足に触れてみたいと思うだけなら、「不適切」ではないのなら、きっとよかったのだ。高まる感情を抑えきれなかったのは女性が魅力的だったからだろう。私も男として、納得できる。


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