友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

涼しくて充実した日

2024年07月03日 17時48分22秒 | Weblog

 「今日は35度になるんだって。どこか涼しい所へ行こう」とカミさんが言う。サービス券が使える小牧の和食処で早めの昼食を取った。午前11時半だったのに、結構お客がいる。女性の高齢のグループが多いが、私たちのように夫婦で来ている組もある。

 私たちの隣りの席に、30代くらいのキレイな女性が座った。しばらくするともう少し若い20代の女性がやって来た。すると、ふたりはとても早口でしゃべり出す。韓国語らしいが、ハッキリ分からない。「ママトモ」という単語が聞こえてきたから、ママ友にいじめられているのかも知れない。

 韓国の女性は肌がキレイだ。ノースリーブからの腕が白く艶々している。若い方の女性の付けまつげが、余りにも見事な曲線を描いていた。ふたりとも革靴だが、素足だから踝から指先まで、色の白さが目立つ。

 メナード美術館は、夏をテーマにした作品を展示していた。作品そのものは以前に見たことのあるものがほとんどだが、アプローチの仕方が巧いといつも感じる。「夏旺ん」とか「涼夏」とか、ネーミングが上手い。当館は日本画の田淵俊夫さんの作品を多く所有しているが、テーマにぴったりの絵だと感心する。

 その後、小牧市図書館へ行った。冷房が効きすぎているくらいだった。私は福島泰樹さんの『恋と革命の死 岸上大作』を、カミさんはNHKブックスの『清少納言 枕草子』を、読んだが読み切れなくて、案内で聞くと市外の者でも借りられると言うので、貸出カードを作ってもらった。

 1階のスターバックスに立ち寄り、コーヒーを飲み、スイーツをいただく。「涼しくて、充実した一日だったわね」と、カミさんは嬉しそうに言う。家に帰ってすぐ、エアコンのスイッチを入れた。

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