友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

法人登記が完了した

2008年10月30日 23時00分54秒 | Weblog
 法務局へ県知事から認可の下りた特定非営利活動法人の登記に出かけた。事前に必要書類が全部揃っているか点検し、万全を期して出かけたが、やはり間違いが2箇所も指摘されガックリ来た。それでもその2箇所は簡単に訂正できるものであったので、登記の手続きは完了した。これで法務局が書類を再度審査し、何事もなければ11月4日には登記が完了となる。そして登記謄本を発行してもらい、知事に登記が完了したことと、銀行等へ登記を示して口座の開設する手続きとなる。

 まあそれは、法的なあるいは制度上行なわなければならないことだから、何事もきちんとやる以外にない。問題はこれからである。定款に定めえた活動をどう展開していくのか、そのための事業をどう実行していくのか、まさに本来のスタート台に立ったことができるところまで来たのだ。最も収益が見込まれる井戸掘りと防災の結びつきを、誰にもわかるように説明することが大事であろう。そして実際にそれを示さなくてはならない。

 先の井戸掘りで、確かに粘土層が石化したような層にぶち当たってしまったが、だからもう掘れませんでは済まされない。そんな事業者を誰が信用するだろう。ここからが私たちの智恵と経験とネットを生かす腕の見せ所である。既に色々な案が考え出されてきた。これは頼もしいことだ。NPOはできた数だけつぶれていくという。財政基盤が弱いからだ。私たちは自分たちが考える事業を展開していけば必ず収益を上げることができるはずだと考えている。みんなの気持ちが高まっているからこそ、この課題をやり遂げることができると思う。

 井戸掘りにかかわっていると、いろんな話が聞こえてくる。産業廃棄物の処理は、一昔前であったなら、垂れ流しで終わっていたが、今では世間の感心も高く、どのように処理されるのかを見る目は厳しくなっている。そんな厳しい現実とは裏腹のことが今でも行なわれているらしいというのである。私たちの井戸掘りは、地下からきれいな水を汲み上げ、生活用水として活用しようというものだ。その井戸掘りでは、5から6メートルほど掘ると、それ以上掘り進めないところにぶち当たる。そこに地下水の流れがあるからだ。

 流れと言っても、川のように水が流れているわけではないだろうが、水の道があるのだ。そこで、この水の流れに上から流し込んでやれば、川に流し込むように流れていく。産業廃棄物の処理で困る油や、もっと言うならカドニウムやシアンといった有害物質を密かにチカに流し込んでしまう輩がいるというのである。もっとも金をかけず、しばらくならばれることも無い悪質な方法である。監督者である行政がどこまでその責任を行なっているか、今日の裏金問題や年金の改ざん問題を見ても、そこまで真剣に取り組んでいないだろうなと誰もが思ってしまう。

 そうして何年か後で、突如として地下の有害物質問題が浮上してくるのだろう。人間がせめて利益だけを追求せずに、広い目を持てるようになるまで、こうした人が人を殺すようなことが平気で行なわれるのだろう。恋に落ちて悩むことの方がはるかに人間としては許せると私は思う。
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