孫娘が7ケ月の曾孫を連れて遊びに来た。毎月1回の「見守り」と言うが、今回は退院した私の様子を見に来てくれたようだ。今年の7月が来ると4歳になる長男は、ダンナの会社が従業員の子どものための保育園に通っている。園児が少ないのに、保育士さんが多くて、本人はとても気に入っていて、毎朝、嬉しそうに出かけて行くそうだ。
それでも意思表示がハッキリしてきて、「テレビを見ながら食事をするなら、テレビは切ります」と言うと、「食べないから、テレビ見る」と切り返されると言う。下の子がママにべったりしていると、「ママはハックン、ツックンはパパ」と、ママを自分の方に引き寄せる。「お兄ちゃん」の意識は芽生えてきているようで、時々弟と遊んでくれるそうだ。
7ケ月の下の子も随分大きくなってきた。フトンに寝かせると、自分で寝返りしてハイハイしそうな勢いだ。この子はあまり泣かず、ニコッと微笑んでくれる。こんな風に子どもは周りを見ながら育って行くことがよく分かる。周りに大人が居なければ生きられないのだから、可愛さを撒き散らすのも当然だろう。
今週末に次女一家が泊まりに来る。それを思ってなのか孫娘が、「お風呂の掃除をする」と言い出した。ちょこっとシャワーで流すだけかと思ったら、排水溝に薬品を流し、湯船の周りの黒カビを歯ブラシで擦り出す。やり始めると中途半端に終ることは出来ないようだ。「綿棒はある?」と聞くので、手渡すと奥まったところの黒カビを徹底的に取り除いていく。
誰の血を受け継いだのだろう。長女はそんな細部にこだわる人では無かったが、どちらか言えば次女の方が、キチンとやらなければ気が済まないタイプだった。孫娘のこんな姿は初めて見た。大雑把にドンと構えて、友だちづくりは積極的でも、摩擦を起こしそうな拘るタイプでは無いと思っていた。
環境が人を育てるのか、年齢が人を変えるのか、それとも人は自分から意識して成長していくものなのか。ホントに今日はありがとう。
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