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友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

机はパパの手作り

2019年08月20日 18時36分18秒 | Weblog

 小4の孫娘の出校日。「学校から帰ってくる時間までに家に迎え来て、お昼を食べさせて3時にピアノ教室に送って」と長女から連絡があった。私が迎えに行くと、孫娘が帰って来た。すぐに車に乗り込むのかと思ったら、「いいもの見せてあげるから家に入って」と言う。社会人になった孫娘が使っていた部屋が「自分のものになる」と言っていたから、それを見せようということだった。

 「いいでしょう。パパの手作り」と自慢気に机を見せてくれた。「デザインは私が考えた」と言う。机の前には棚が設けてあり、好きな漫画本が並べられ、彼女が集めてきた物が行儀よく置かれている。スタンドの横の小引き出しには鉛筆、色鉛筆、ホッチキス、三角定規などがキチンと分けてしまわれている。机の横の板にはフックがあって、カバンなどが掛けられる。「すごいね」と言うと、「まあね」と笑う。

 そこへ彼女の友だちが母親とやって来た。小さくなってしまった「自転車をあげるの」と教えてくれる。その友だちと母親にも「上がって来て」と言う。パパの手作りの机を見て欲しいのだ。友だちは「いいねー」と言うが、その母親は「これでバッチリ勉強できるわね」と孫娘にプレッシャーをかける。私は初めて会った親子だったが、友だちも母親も私のことを「ママにそっくりね」と言う。自分では気が付かなかったが、長女は私似のようだ。

 孫娘に「お昼はあなたの好きなカレーだよ」と教えると、「えっ、夜もカレーだよ。火曜日はカレーの日なの」と言う。「じゃー、スパゲティにしてもらおうか」と訊くと、「いいの、いいの。カレー好きだから」と答える。確かに私たちの倍は食べた。カミさんは「6人分もカレーを作っちゃった」と言うので、これ以上カレーが続くのは嫌だったので、「だったら、今晩はカレーらしいから、それを持たせてあげたら」とアドバイスする。

 我が家で少し勉強をして、3時にはピアノ教室へ送って行った。この前来た時よりは勉強していたようだが、「向こうの部屋でする」と言って、ひとりで部屋に行ったから、どれくらいやったのかは定かではないが、やる気になったことだけでも良しとしよう。結局、セミの話は出来なかった。まあ、いつかそんな話も出来るだろう。

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