7月に6歳になる孫娘は、次女の1歳の娘を世話すると家族旅行を楽しみにしていた。「一緒にお風呂に入り、一緒に寝る」と何度も言っていた。活発な女の子だが、まだ母親離れはできていない。宿では両親の部屋ではなく、次女の部屋で本当に寝ることができるのかと心配したが、20歳の姉も一緒なので全く心配する必要はなかった。6歳と1歳ではこんなに違うのかと思うほど、お姉さんになっていた。
1歳の孫娘はヨチヨチ歩きができるようになった。歩けるので行動範囲が広がる。どうしてなのだろうと思うけれど、狭いところに入り込む。書棚の本を次々と引っ張り出す。宿では広いからドンドン歩いて行くが、どこにぶつかるか分からない。そんな時、6歳になる孫娘はすばやく動いて止める。彼女は赤子が抱きたくて仕方がない。「ダメですよ」と言っては抱き上げるのだが、赤子の方は自由を奪われるから嫌がる。両親は「危ない」とけん制する。
6歳になる孫娘がお風呂で、1歳の赤子とどのように入ったのか、詳しく聞かなかったけれど、満足した表情だった。翌日は、6歳になる孫娘の出番が余りなかったからか、あるいは思ったより自分が世話する機会がなかったからか、ずぅーとiPadで「クレヨンしんちゃん」を見ていた。それでもきっと、1歳の赤子の世話ができたことは彼女にとっては誇りだろう。女の子はこんな小さな時から赤子の世話をしたがるというのも面白い。
次女が友だちの家に娘を連れて遊びに行ったところ、その友だちの小学1年の息子が「オムツを替えるところが見たい」と言ったそうだ。「クレヨンしんちゃんの影響なのか、お尻を見たがるの」と友だちは弁解していたらしいが、そのくらいの男の子は性の違いに関心が向く。先日も知り合いの小学1年の男の子に「カンチョー」された。私も小学校へ上がる前だったが、小学校の女の子に「オシッコするところ見せて」と言って、大変バカにされた。
次女のダンナが明日から我が家にやってくるので、今度の日曜日に長女の家族も呼んでみんなで食事をする。6歳になる孫娘がどう振る舞うか、そして次女のダンナが娘の成長にどう反応するか、楽しみだ。