友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

さあ、夏祭りだ!

2010年07月24日 22時34分48秒 | Weblog
 暑い。今日もまた暑い一日となった。最後の仕上げをふたりでやることになった。最長老が「今日で終わるけれど、ひとりでも充分にできる」と言うので、「午前中なら空いているからお手伝いします」と仕事を買って出た。けれど車がない。長女のダンナが「使ってください」と車を提供してくれた。現場に行くと、昨日までの仕事は猛暑の中で大変な作業だったことがよくわかった。作業を始める。足りないものが何点かあることが分かった。それを買いに行く。いつもこんな調子だから、作業の能率が悪い。

 炎天下とはいえ、庭の樹木の中に立ち入っての作業だから、そんなに汗をかくことはないだろうと思ったけれど、それは思慮が足りなかった。何をしていてもポタポタと汗が流れ落ちてくる。買ってきた飲料水をできるだけこまめに飲むように努めた。配管工事を行い、昨日までにできなかった水槽の屋根を取り付け、周りの囲いを完成させた。午前中で、何とか全ての未完成部分を仕上げ、これでよいだろうというところまでこぎつけた。熱中症で倒れることもなく、ヤレヤレである。

 家に戻って、シャワーを浴び、作業で着ていた服や下着を洗濯機に入れて洗っておく。コンビニで買い求めたおにぎり2個を急いで食べ、午後2時からの会議に出席する。毎年行っているこの市の夏祭りに、今年も参加するに当たって何をどのくらい出すか、みんなで議論して決めていく。ただ、心配なのは私たちが年を追うたびに高齢になってきていることだ。総責任者も今年は70歳を越えた。最高年齢の人は80歳を超えている。「祭りを楽しむ」、これが私たちの最大のテーマではあるが、本当にテーマどおりに行くことができるか、心配である。今年から長女のダンナも参加してくれる。こういう若手がどんどん参加してくれればきっとうまくいくだろう。

 人のつながりは不思議だ。私が首長選挙で負けて、「そのエネルギーを夏祭りに活かして」と頼まれてはじめたことだけれど、すっかり「夏祭りの顔」のひとつになってしまった。それはひとえに、人のために働くことが好きな人が多いということに尽きるように思う。実際、イベントが好きで、計算することなく努力を惜しまない人たちだ。「屋台そのものに活気がある」ようで、だから顧客も多い。「毎年、楽しみにしている」とたずねてくれる市民もある。活気がいいのは、私たち年寄りが元気なのと、いつの間にか私たちの子どもや孫がやってきて、店を手伝ってくれるからでもある。

 祭りは参加するだけでは盛り上がらない。祭りを支え、参加者の気持ちを高めてくれる、縁の下の力持ちが必要だ。縁の下に徹することで、祭りそのものを「自分たちが支えている」、その自負がみんなにあるからやっていけるのだろう。それと共に、「良い仲間がいる」という意識がとても気持ちがよいのだと思う。身体が暑さでほてる。今晩は早く眠るとしよう。
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