銀閣寺のそばにある「白沙村荘 橋本関雪記念館」を見学したミモロ。「お腹空いた~」と言い出したので、近くのイタリアン「NOANOA]に行くことに…。


「雰囲気のあるレストランだね~」と言いながら、中へ進みます。


テーブルが置かれた庭を通って、奥の建物へ。ここがレストランの入り口。
庭には、大きな石…側面には、仏像が彫られています。「なんでここに・・・?」とミモロ。

実は、このレストランの建物は、昭和4年(1929)に建てられた、橋本関雪が収集した西洋美術品を保管する蔵だったのです。


ですから、入り口をよく見ると、蔵だったことがわかる石段や引き戸が残っています。
でも、蔵と言っても、日本風ではなく、イベリア様式の洋館風のところが、関雪のこだわりでしょうか…。1970年にそこを改装し、イタリアンレストランになりました。「ここ洒落てる…」とミモロが覗いたのは、改装した部屋。

さて、ミモロがお食事をしたのは、2002年に増築した広々したスペース。お庭がよく見える開放的な場所。そこでクリームソースが美味しいパスタをいただきました。


「ここ素敵ですね~パスタもすごく美味しかったで~す」とミモロ。


「お蔵だったから、結構階段急…それに建物自体、すごくがっしりしてる…」
2階の電気をつけていただき、中を拝見。
「うわ~素敵~」


クラシックな家具…高い天井、窓の形もおしゃれです。


「これ、すごくおしゃれ…」とミモロが特に注目したのは、ランプシェードとテーブルクロス。なんと柄がいっしょです。

ここまでこだわるなんて、すごい…美意識…。
また、クラシックなラジオや、フロアスタンド…。よく見ると、アンティークなものがいっぱい。


このスペースは、予約すれば、ここでお食事ができるそう。「何人から利用できるんですか?」とミモロ。「おふたりでも結構ですよ。ただおひとり500円のチャージが掛かりますけど…。」とお店の方。「え?500円でここでお食事できるの?お誕生日なんかにお友達とみんなでお食事したい…」と。記念日など、特別な日に利用したくなるスペースです。
再び、階段を下りて、エントランスへ。

「絶対、また来ちゃおう…」とミモロ。昼間は、観光客でにぎわうレストランですが、夜の利用は地元京都の人がほとんど。落ち着いたディナータイムが過ごせます。
建物の壁面には、今、色づいたツタが美しく、ヨーロッパを思わせる佇まい。

「きっと秋が、一番きれいかも…。行くなら、今がおすすめ~」とミモロのお気に入りのお店に…。
*「レストラン NOANOA]京都市左京区浄土寺石橋町37 電話075-771-4010 11:00~21:00LO 無休

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