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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」などを務めたライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。

2025年1月から一般公開された国の名勝の庭と重要文化財の建築が楽しめる京都東山の「對龍山荘」①

2025-05-24 | 歴史・史跡

今年1月から一般公開された京都の新たな名所。それが東山にある「對龍山荘」です。 

ミモロは、さっそく春のある日出かけました。

「南禅寺」の「金地院」のそばにある「對龍山荘」

 「ここだ~」拝観時間は、午前と午後の2回。事前予約なしでOKです。尚、3月下旬から12月の入場料は3000円。それ以外は、2000円です。

「南禅寺」周辺は、明治時代に財界人の別荘地として発展したエリアで、今も多くの別荘が当時の姿を留めています。

ここ「對龍山荘」は、明治29年に薩摩出身の実業家 伊集院兼常によって造営され、その後、彦根出身の呉服商 市田弥一郎が譲り受け、庭園および建物が現在の姿に整えられたそう。

庭園を手掛けたのは、「平安神宮」の神苑など、七代目小川治兵衛。また建物は、名工の島田藤吉の手によるもの。

現在の所有者は、「株式会社ニトリホールディングス」の似鳥昭雄会長。それまで非公開だった山荘を、「多くの人に見て欲しい」という思いから、一般公開に踏み切りました。

「建物とお庭を見学するのに1時間くらいは掛かるんだって~でも、ゆっくり見たいから、時間に余裕をもって訪れたいね~」と、お腹が空かない限り、滞在する時間が気にならないミモロです。では、まずは、建物の中から、見学順路に沿って進みます。

建物内には、さりげなく美術品や工芸品が展示されています。

橋本雅邦の「雲龍図」に迎えられて、ミモロは奥へと歩みを進めました。「あ、土蔵がある~」厚い扉の土蔵も美術館になっています。

  

「これだけ扉が厚かったら、火災でも残るね~」と。その中には、会長が収集した貴重な工芸品・美術品が納まっているのです。

 

「すごい美術館だ~」とミモロは展示されている作品に目を凝らします。

柿右衛門の作品、浜田庄司の器などをはじめ、

  

蒔絵の硯箱など、見事な工芸作品がそこに…

「もしかして、ここ建物全体が美術館なんじゃないの?」とミモロ。そう、それは確かに言えるかも…さぁ、もっと建物の中を見てゆきましょう。

「次に何に出会えるのかなぁ?」と、ワクワクしながら歩くミモロです。

*「對龍山荘」の詳しい情報はホームページから

 

*現在、ブログのお引っ越しが進んでいます。しばらくは、「はてなブログ」の「ネコのミモロの京都くらし」と並行してアップして、状態を見ています。「ちょっと待っててくださいね~ママがまだ作業に馴れなくて…」とミモロに心配されています。トホホ~

 

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