ポカポカと春の陽ざしが注ぐ中、ミモロは、「清水寺」に通じる「二寧坂」から「高台寺」方向へと進みます。
「お腹空いた~」と言い出しキョロキョロとランチができそうな場所を探します。すでにお昼時を過ぎた時刻です。
「あ、ここやってる、なんか食べられるみたい~」と足を止めたのは、白い暖簾がかかる「kyoto BISTRO」です。


「いらっしゃいませ~。どうぞお好きなお席に~」と言われ、ミモロは、中庭に面した窓際のテーブルへ進みます。

ゆったりとした雰囲気の店内は、観光客が通る「二寧坂」の飲食店の中で、規模とラグジュアリー感が異なっています。
ミモロはメニューをチェック。

「海鮮丼1800円、え~とパスタは、1500円だって~まぁ、この雰囲気ならね~」とミモロは、パスタを注文することに。

「鴨とごぼうの赤ワイン煮込み」の太麺のパスタです。
テーブルの上には、お箸とカトラリーが置かれています。「なんか洒落てる~これで頂くんだね~」


「わ~美味しい~」ミモロは、ちょっと気取りながら、フォークとスプーンを使って、キレイにパスタを平らげました。
「ねぇ~このレストラン、外国人のお客さんが荷物持たないで来てるよ~」と、おかないっぱいになり、周囲を見回す余裕が生まれたミモロです。確かに、そこにいる3組ほどの外国人ゲストは、コートも、スーツケースも持っていません。
中庭の奥には、回廊があり、そこを黒いスーツのスタッフがゲストを案内しています。
「あれ?もしかして、ここホテルのレストランじゃないの?」と、初めて状況が理解できたミモロでした。
そう、ここは、昨年秋に、祇園の老舗料亭「京大和」の敷地にできた「パークハイアット京都」の「ダイニングカフェ」だったのです。
「どうりで、なんかホテルぽい感じしたんだ~」と、ゆったりとスペースとラグジュアリーな雰囲気をいまさらながら感じたよう。
ミモロの周りで食事していた外国人ゲストは、ここの宿泊客。だから荷物やコートがなかったのでした。
「今は、お席に余裕がありますが、ちょっと前までは、すごく混んでいたんですよ~」と、お会計のチェックを運んでくれたスタッフの方。
「前から1度、このホテルに来たかったんです~」とミモロ。
「やっぱりアップルパイも食べたい~」と言い出しました。
入り口のケーキのケースに見つけたアップルパイが気になっていたよう。

「もって帰れますか?」とミモロ。「はい、今、お包みしますね」
こんがり焼かれたアップルパイは、ホールサイズで950円。ここで頂くと、クリームなどついて、ハーフサイズで700円です。

「おうちで食べるの~」と、紙袋に入れてもらいました。

「また、来ま~す。今度は、お友達といっしょに来よう~」と、ミモロは、ホテルに通じる入り口へ。


ホテルに通じる場所を通り、エントランスに向かいます。そこには、ゲストが寛ぐラウンジがあります。


「パークハイアット京都」は、世界に展開する「ハイアットホテルグループ」のなかで、最上級のブランドで、京都は、東京に次ぐ2軒目になります。全70室のホテルは、京都でも屈指のラグジュアリーホテルです。
ホテルには、懐石料理「京大和」をはじめ、メインダイニングなど日本の食材を使った料理が国内外のゲストをもてなします。
東山の斜面を巧みにつかった構造で、各部屋からは、京都の町が一望できるそう。
「泊まってみたいねぇ~」とミモロ。その言葉は、聞かないことに…
先ほど眺めた中庭のそばを通り、ホテルの正面へと進みます。


「ホントは、こっちから入るんじゃないの?」


外は、春のあたたかな陽ざし…「気持ちいいねぇ~」と深呼吸するミモロ。

そこから、「高台寺」のそばの「ねねの道」を通って、岡崎方向に戻ります。

いつも観光客を乗せて走り回る人力車のお兄さんたちの姿もありません。
「歩きやすいけど、なんか寂しいね~」と、思うミモロです。
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