祇園の「八坂神社」の南門からつづく下河原通をさらに南へ進むと、角に「なんか素敵な雰囲気のお店~」とミモロが立ち寄ったのは、「京のごまや 祇園むら田」です。


「ごまやさんだって~。ミモロ、ごま大好き…」と、さっそくお店の中へ。

「こんにちは~」


さて、このお店は、大正9年に創業し、以来、京都をはじめ、全国の有名料理店や料亭、ホテルなどに和食割烹材料を卸してきました。十数年前から、その食材の一般販売をスタート。そのお店がここです。
有名料亭の「菊の井」の村田さんは、こちらのご親戚。「そこでも使ってるんだ~」とミモロ。
「おいしそう…」とミモロがすり寄ったのは、福々しい「栗甘露煮」


黄金色に輝く大きな栗が、ビンのなかに詰まっています。
「こっちもキレイ~」細かく切られた「きり海苔」。料理の上にかけるお海苔です。

こちらの品は、料亭などで使われるだけに、すべてがとても美しい姿をしています。
棚に並ぶ品々の中でも、特に、ミモロが「すごくキレ~イ」と感激したのが、「いりごま」です。

「スーパーなんかで買う袋詰めのいりごまと雰囲気が違うね~」と。
小さなごま粒、ひとつひとつが輝き、艶やか…。「このごますごくキレイですね~」とミモロは思わずお店の人に

「このごま、料理に振りかけると、料理映えるね~。でも、アツアツのごはんにかけて食べても絶対美味しいよ~」とミモロ。
「こちらもおすすめですよ~」とミモロを案内したのは「ねり胡麻」です。
「これ?」

ごまは、セサミン、ビタミンE、リノール酸、プリフェノールなど抗酸化成分を多く含み、老化防止の効果があると期待されることから、今や健康食品の代表選手のひとつです。「ごまたくさん食べると若々しくいられるんでしょ…。きっと毛艶もよくなるよね~」と、最近、毛並の乱れだ気になるミモロは、真剣なまなざし。
日本には、奈良時代に中国から渡来し、国内での栽培が盛んになりました。今のように精密な成分分析ができない時代から、ごまは、体にいい食材として日本人の食膳には欠かせないものになっています。
「精進料理のごま豆腐も大好き~」。禅寺など、肉食を避ける僧侶たちには、ごまは栄養面からも欠かせない食材だったのです。
「ここの瓶詰、とてもシンプルで素敵~贈答品によろこばれそう…」

見るからに上質感が漂う品は、贈答品としても人気。「こういうのもらったらうれしいねぁ~。贈る人の食へのこだわりも感じさせることができるよね。だれかプレゼントしてくれないかなぁ~」とミモロ。わかりました、いりごま欲しいのね…「うん」
「あ、こんなのもおいしそう…」黒ごまをつかったカステラ。

「ねぇ、ごま食べたいよ~。料理上手だけどもっと美味しくなるよ。ごま食べるとますますキレイになるよ~」と、熱心にごまをするミモロ。

「う~ちょっと重くてうまくできない~」と…。

通販でも購入することができ、普段の料理がいっそう洗練されたものになる、良質の食材です。
*「京のごまや 祇園むら田」 京都市東山区下河原通八坂鳥居前下ル下河原町478 075-561-1498 10:00~17:30 日曜・祝日休み 水曜不定休

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