ミモロが、案内された部屋は、宿でも奥まった場所にある「小湯沢(こゆさわ)」です。3つの主なお部屋があるゆったりとした広さ。そしてテラスのような濡れ縁が、池に張り出し、開放感をもたらしています。
「わー素適!」。部屋に入ったとたん、ミモロは感激!部屋のあちこちを見て回ります。
「まぁ、どうぞ、まずはこちらでお茶でも・・・」。仲居さんに促されて、お座敷の掘り炬燵へ。
「あ、温泉まんじゅう!」ミモロの目は、美味しそうなまんじゅうに釘付けです。
「えーと、この宿では、どんな楽しみがあるのかなぁ」
部屋の宿を施設やサービスを説明するファイルを、熱心に読むミモロです。
旅のポイント:ホテル同様、宿でも、まず部屋に備えられている宿の施設やサービスのファイルを確認しましょう。インターネットなどに掲載されていない情報も、結構あるものです。後で「あそこも行けばよかった・・・」と知らないで見過ごした施設がないように。また、宿によって、時間限定のイベントが計画されている場合も。さらにガイドブックなどではわからない宿周辺情報も見つけたり。知らないで損をしないように。それを見ることで、宿で過ごす時間の予定を立てることもできます。
「大きな露天風呂もよさそう。ラウンジでコーヒーも飲めるんだ。お庭も広そうだから、お散歩もしなくては・・・・。うーそれから・・・」
いろいろしたいことが見つかったみたいね。
でも、まずは温泉でしょ?
「そう、そう・・・温泉!浴衣に着替えなくちゃ!」
さぁ、温泉に入りましょ!
旅のポイント:宿に着いたら、ぜひ浴衣に着替えてリラックスしましょう。サイズなどが合わない場合は、フロントに連絡して、別のサイズに。旅館の浴衣は、普通の浴衣と違い、女性物には、ミヤツグチがなく、脇が開いていないものもあります。どうしても着崩れしやすいものですが、胸元に安全ピンで1箇所留めると、前が開かず、着崩れても被害が少なくて済みます。一本安全ピンを持ってゆくと便利です。宿の浴衣を、ぜひ色っぽく、しっとりと着たいもの。
男性は、帯を低めに締めましょう。よく若い男性が、帯をウエスト付近で締めて、まるで子供のような感じに。「わらべ」にならないように、すっきりと着こなすと男ぷりも上がります。
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