紅葉シーズン真っ只中の京都。「どこに行っても、本当にキレイ~」とミモロも散策の楽しみに、毎日のように出かけます。
この日は、東山の「南禅寺」へ。「ここも紅葉の名所なんだよね~」と張り切って行ってみると…。
「わ~やっぱりキレイ~」

山門の周囲には、楓が多く、それが見事に色づいています。


駐車場には、大型バスが何台も止まっています。ここに駐車して、近くの「永観堂」などにも団体観光客がぞろぞろと向かっています。
「キレイな紅葉だから、しょうがないよね~」と、いつもは、早朝に訪れて紅葉を楽しむミモロですが、今年は、昼過ぎに訪れたのでした。


毎年、京都の紅葉を見ている人にとっては、実は今年の紅葉は、昨年よりもボリューム不足と色のバラツキが目立つのです。
「やっぱり大きな台風来たもんね~」と、10月の台風の影響はあるようです。それと共に、色づきが、イマイチという声も。


もちろんとても鮮やかな木もありますが、すでに葉先が茶色になって、縮れてしまっているものも目立つのです。
「まぁ、キレイとか、イマイチとか、見る人の勝手な評価で、楓さんたちは、それなりの姿をしてるだけだけど…」と思うミモロです。
「南禅寺」までの参道も本当に人が多く、車の渋滞もかなりのもの。「駐車場少ないから、絶対に車は止めた方がいいね~」と。歩くものなかなか大変なくらいですから…。
「ゆっくり紅葉楽しむのは、やっぱり朝が一番かも~」と、のんびり眺めるのは諦めて、ミモロは、水路閣の方へ。
「ここも人気の場所だから、人いっぱい~」


レンガづくりの水路閣は、撮影スポット。だから自撮り棒があちこちに上がっています。
「また戻るの大変だから、ちょっと遠回りにはなるけど、人の少ないとこ歩こう」と、さすが散策路を熟知しているミモロ。
境内には、もどらず、水路閣の上の小路を蹴上に向かって歩くことに。


人影もまばらな小路をミモロはトコトコ進みます。
琵琶湖から京都に水を引き、発電を行ったのが、このエリアにある水路です。


明治に行われた京都の大事業。産業の発展に欠かせない水と電力を確保したのです。
大きなパイプの中には水が流れ、下に位置する蹴上発電所に繋がっています。
営業用として日本初の水力発電所。現在は、関西電力の発電所になっています。「こんなに町の近くに大きな発電所があるのって、珍しいんだよね~」京都ならではことなのです。

小路を進むと、公園に至ります。そこに立つのは、この大事業を担った、土木設計技師の田辺朔朗です。
「イケメンなんだよね」

銅像が立つ周囲は、公園として整備されていますが、「いつもほとんど人がいないね~」

ここが、にぎわうのは、桜の時期。観光客が訪れるのは少なく、トレッキングや遠足での休憩所という感じです。
桜の時期は、早朝からカメラマンが場所どりをするインクライン。

「だれもいないから、撮影しやすいね」とポーズをとるミモロですが、やっぱり背景が寂しい~

ここからは三条通に出られ、蹴上の地下鉄の駅もすぐです。人込みを避けるには、ある種の抜け道かも…。
「わ~風冷たい~ブルブル」とミモロ。するとバッグの中にもぐりこみました、

気づくと、そのまま眠ってしまっています。夕方、16時を過ぎると、気温も下がり、また17時には暗くなる京都です。
紅葉の名所では、ライトアップもされ、夜の拝観が行われています。どうぞくれぐれも温かな装いでお出かけを~

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