「京都も寒くなったね~。そろそろマフラーしなくちゃ~」と、日を追うごとに寒さが迫ってくる京都です。
ある日、ミモロは、二条城の南側のエリア、にある築80年の町家に出かけました。
ここは、「イトコバコ」という手あみの毛糸などがいっぱい揃っているお店です。



「こんにちは~」といいながら、格子戸を開けて、中に入ると、そこは別世界。


棚一面に、色とりどりの毛糸が並んでいます。


「イトコバコ」は、あの手芸糸の「ハマナカ」の直営店。昭和世代の女性なら、だれでも1度は手にしたことがある手芸糸のメーカーです。その本社は京都。以前、ミモロは、本社見学にお邪魔したことがあります。そのときは、夏だったので、まだ毛糸が恋しい季節ではありませんでした。
「あ~ミモロちゃん、遊びに来てくれたの~」と「ハマナカ」のマスコットキャラクターのマナちゃん(白いねこ)とユウくん(黒いねこ)の熱烈歓迎を受けたミモロ。「お久しぶり~元気だった~」と親睦を深めます。

秋も深まり、店内には、手あみの品々が並びます。温かそうなマフラーや帽子などいろいろ。


実は、ここに並ぶのは、「ハマナカ」の手あみキットで作ったもの。
インターネットでも手に入る手あみキットで、好きなアイテムが作れる毛糸と編み方の説明書、また編み棒なども注文でき、手にしたらすぐに製作にかかれる、手あみキットなのです。


写真のバッグとルームシューズのキットは、2000円台。自分で編む楽しさと達成感は、既製品では得られないもの。
「あの~ミモロ、編み物、あんまりできないの~」と自分で作る自信のないミモロ。「でも大丈夫ですよ~」とお店の方。


ここでは、さまざまなワークショップも開催され、またわからない場合は、丁寧に教えてもらえるのです。この日も、ご近所の方が、作品づくりを楽しまれていました。
「じゃ、ちょっとやってみよう~」


基本的な編み方を教わり、真剣に作業に励むミモロです。
「いつかこんなの編めたらいいな~」と憧れたのが、モチーフあみのケープ。


ベビーの肌にも優しい毛糸を使ったおくるみです。
「これも温かい~」


ミモロのように手あみが苦手な人は、すぐに購入できる品もあります。
さすが「ハマナカ」の直営店だけあって、手あみ糸の種類の多さは見事です。なかでもここだけしか置いてないのが、手あみ糸を作る前の原毛ともいうべき太い毛糸。ここから手あみに適した太さの糸をつくるのだそう。


その太い糸をそのまま編み込んだクッションなど。「これならミモロでも編めると思う」と目を輝かせるミモロです。
太いので、全くの初心者や子供でも、老眼鏡なしでも編め、また短時間で完成するため、人気だとか。
「ミモロちゃん、それ似合うね~」と、マナちゃんとユウくん。


ベビーシューズを履いたミモロ。「でもちょっと大きいの~」と。
「ミモロちゃん、何か欲しいものある?」とユウくん。「あのね~毛糸のお帽子が欲しいの。お耳がでるヤツ」とミモロ。「じゃ、編んであげるよ~」とユウくん。「ホント!うれしい~」とミモロ。そこでまずは、サイズの採寸を。


とお店の方がミモロの頭を採寸。「あのね~クリスマスまで待っててね」とユウくん。「うん、わ~クリスマスが楽しみ~」と大喜びのミモロです。
温かな毛糸のアイテムが恋しい季節。


秋の夜長、完成を思い描きながら編む時間。手あみならではの充実した時間です。
*「イトコバコ」の詳しい情報はホームページから

ブログを見たら、金魚をクリックしてね ミモロより
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで
ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら