ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

青もみじの美しい「南禅寺」。生命の息吹に満ちた、みずみずしい木々の緑にリフレッシュ。

2016-05-17 | 癒し

「お散歩して来よう~」と、ミモロは、今にも雨が降りだしそうな天気の中、南禅寺エリアにお散歩に出かけました。
「この道好きなんだ~」と神宮道から「瓢亭」や「無鄰庵」の脇を通り、「京都市国際交流会館」へ抜ける道は、「南禅寺」への参道のひとつです。

四季折々の美しい景色が楽しめる「南禅寺」ですが、ミモロは、初夏の緑のシーズンも大好きなのです。
 

「わ~気持ちいいね~」境内の楓など、秋に紅葉する木々が、今は緑の葉を茂らせています。
 
「5月ごろの緑が好きなんだ~」というミモロ。新緑は、緑の色もまだ淡く、陽光をすかします。


何度も訪れているミモロ。大好きなコースを歩きます。
 
お寺を象徴する「三門」。何度か焼失し、現在は、寛永5年(1628)に藤堂高虎が、大坂夏の陣で命を落とした家来たちの菩提を弔うために再建。堂々とした禅宗様式の門です。ここには上り、眼下に京都の町の景色を見ることができます。
 
ミモロは、門の列柱をフレームにして景色を眺めるのがお気に入り。
「ここよく京都を舞台にするテレビ番組のロケに使われるよね~。ドラマに出てくる人が、なんでわざわざここで待ち合わせするのか疑問だけど…だって駅からも遠いし…」と、京都に暮らす人が、テレビのサスペンスドラマなど見ると、不思議なことがいろいろ。
「それ見つけるのも楽しいんだけど…」とミモロの新たなテレビドラマの見方です。

三門をくぐり、さらに「法堂」への道を進みます。
その途中の景色がいいのです。
空を覆う新緑…苔が美しいのもこの季節です。
「あ、小さな松の木…」実生の松が、苔に守られるように育っています。


さらに奥に進むと、インクラインから続く水路閣が見えてきます。
 レンガ造りの水路閣は、明治21年(1888)に琵琶湖疏水の分水の水路橋で、当時、南禅寺の境内を通過しなくてはならないことを考慮して、建築家 田辺朔郎が、景観を配慮して設計したもの。南禅寺の所有する建造物ではないので、お寺の境内案内図には載っていないもの。洋風のアーチ橋は、今や見事に景観に調和し、南禅寺の撮影スポットのひとつになっています。

「あ、小さな滝がある…」
 水路閣の脇からこぼれるように流れる水が小さな滝になっていました。
 
「あ、芽が出てる…」水際に何かの木の芽が育っています。

ミモロは、小さな芽を見つけるのが得意。そして、そこに生命の息吹を感じます。


新緑の境内は、すがすがしい気にあふれ、思わず深呼吸したくなります。

「初夏の京都って好きだなぁ~」と、すでに京都暮らしも5年になるミモロ。
7月の「祇園祭」までのシーズンは、修学旅行生が目立つ季節ですが、春の桜や秋の紅葉シーズンに比べて、観光客も少ない時期。

静かな雰囲気を楽しむなら、見逃せないシーズンです。

*「南禅寺」の詳しい情報はホームページで 


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