ある日、「ミモロちゃん、美味しいおはぎのお店が、うちの近所にあるの知ってる?」と、東山安井に住むお友達。
「え?どこ?行ったことない…」と、ミモロは、興味を抱き身を乗り出しました。そこでお友達にさっそく連れて行ってもらうことに…。
建仁寺の東側から、路地を入り住宅地の一角にそのお店はありました。


「前は、何度も通ったことあるけど気が付かなかった…」「え~うそ~。すごく人気で、よく行列ができてるのよ」とお友達。週末などには、店の前に列ができるほどの話題のお店なんだそう。
「小多福」というお店は、レトロなカウンターのあるこじんまりとした感じ。

「いらっしゃいませ~」笑顔で迎えてくださったのは、ご店主の川崎さん。

「あなたいいお顔してますね~」と褒められたミモロ。「え、それほどでも…」とうれしそう。
ご店主は、このお店をはじめて7年ほどになるのだそう。なんでも70歳の時、大病をして、その後始めたお店です。
お料理がお得意の川崎さん。お店をはじめるに当たり、昔から作っていたおはぎを出すことに…。
そのおはぎは、なんと8色…「わ~カラフル…かわいい…」まるで宝石箱を思わせるカラフルな小ぶりなおはぎが並びます。

おはぎのお店をはじめるとき、五行にちなみ5色にしようと考えたそう。でも次々にアイディアが湧き、結局8色に。
あずき、きな粉、黒ゴマ、青梅、赤梅、青のり、白小豆、古代米という品揃え。

「小さいので、全色食べる人もいますよ~」と。
「どれにしようかな~」とさんざん悩んだ末、ミモロは、香ばしい青のりを選びました。

昭和の薫りただよう店内。おはぎは持ち帰りもできますが、お店の中でも味わえます。「お抹茶お願いします」。抹茶とおはぎ1このセットは700円。おはぎは1個170円(白小豆は200円)、8個セットの持ち帰りパックは1390円です。

「なんにも宣伝もしてないし~」とご店主。でも、テレビや雑誌でよく取り上げられて、大人気。
カウンター席は、8席ほどしかないため、すぐに満席に…。
お彼岸の時などは、注文が多く、睡眠時間は2時間ほどになるそう。
「はい、どうぞ~」とミモロの前にお抹茶が…。

「これも食べてみてください…」と瓶にはいった「ゆばクッキー」。プレーン、チーズ、サツマイモ、山椒など6種類を次々に試食します。


「これ、うちで作っているものじゃありませんが、美味しいので…」なんでもお知り合いのお店の品だそう。
クッキーの試食に、焙じ茶のおもてなしも…。

「あの~もっと試食していいですか?」と、美味しかったので、もっとクッキーを催促…。

小さなおはぎの賞味期間は2日間。お土産にする人も多いそうです。
*「小多福」京都市東山区小松町564-24 075-561-6502 10:00~18:00 木曜・第4水曜休み 安井金毘羅の西側の路地にあります。

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