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12月21日、今年最後の弘法市、「終い弘法」を見るために、京都、東寺を訪れたミモロ。
「すぐき漬」や、お正月料理の京野菜、正月飾りの鉢植えなど、まさに新しい年を迎える準備の品々が並んでいました。
「弘法市でお買い物ばかりじゃね…」とミモロは、本堂へ参拝も忘れません。
本堂で参拝の後、参拝記念撮影パネルの前へ。
顔の小さなミモロ…どこにいるか、わかりますか?
本堂のそばの売店では、ここを参拝に訪れる人向けに、いろいろな品が売られています。なかでも…
この時期、人気なのが、「弘法茶」。風味豊かな昆布梅茶で、お湯を注ぐと、中から昆布が。
「あれ、なんか絵が浮き出てるー」。そう、とても不思議!昆布には、大吉、小吉というおみくじのような文字や東寺の姿が現れます。「お正月の初みくじにいかがですか?」とお店の方。
「わー面白い!元旦にやってみよう!」と、さっそく求めたミモロです。
「こちらも評判の飴ですよ」と。
ミカンの一種の珍しい「仏手柑」でつくられた飴で、その姿が、仏様が手を合わせた姿を思わせることから、この名が。「なんかありがたい飴だね」。「ひとつどうぞ…」と、言われて、丸い飴を口にいっぱいに含むミモロ。「甘くて、でも爽やかな感じ、美味しい飴」と。
大きな飴を、口の中で転がしながら、再び、弘法市のお店を見て歩きます。
前に来た夏より、なんとなく目を引くのが、農具を売るお店。
鋤、鍬など、畑を耕す昔ながらの道具です。りっぱな鎌もずらり店先に。
これほど、堂々と刃物が並んでいる露店は、日本だけかも…。やっぱり安全な国とふと…。
また、京都、市内や近郊からやって来たお漬物屋さんもいろいろ。
美味しそうなたくわんやしば漬けが、店先に積まれています。
「あ!これカワイイ…」とミモロが駆け寄ったお店が…。
和食器のミニチュアが、ずらりと並ぶお店です。ミモロの手の大きさと比べても、その小ささがわかります。
ここは、アクセサリーやミニチュア陶器をつくる清水焼の工房「彩麗(さいれい)」の作品。
小さなお皿にも、一枚一枚丁寧に、本物さながらの絵が描かれています。兄と妹、お二人の工房で、絵を描くのは妹さん。写真は、作陶担当の陽気なお兄様。
「これも、ステキー」とミモロが見つめるのは、手描きの模様もオシャレなボタン。
無地の上着やセーターのアクセントにピッタリ。
「なんかいろいろあったねぇー。あー楽しかったー。来年、いい年でありますように…」
帰り道、もう一度、東寺の塔を振り返り、お願いをするミモロです。
すでに夕陽が、西山へと沈みはじめ、塔の姿がシルエットになって、冬の空に浮かんでいました。
*東寺の「弘法市」の詳しい情報は、ホームページで。