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いよいよ「初冬の京北まるごと体験ツアー」も最後のプログラムへ。
締めくくりは、京北産のもち米を使ったお餅つきです。
杵と臼が、準備され、「京都府立ゼミナールハウス」のスタッフの方々によるお餅つきが始まりました。
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蒸したもち米の香りが、プーンと辺りに漂っています。
ミモロは、もうお餅つきにかぶりつき。
ペターン、ペターンと杵でつくお餅。手慣れたスタッフの呼吸もピッタリ。
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「どなたか、お餅をついてみませんか?」と。「ハーイ!やりたいでーす」とミモロが、元気よく手をあげて、お餅つきに挑戦。
杵を担いだミモロ。
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「うーダメだー。重くて動けない…」
お餅つきができなかったミモロは、ちょっとがっかりした様子。
「じゃ、お餅を丸めてくださいね」と言われ、つきたてのお餅を黄な粉に絡めることに。
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「アチッチ…」つきたてのお餅は、とても熱くて、ミモロはビックリ。でも、どうにか作業を済ませ、いよいよ実食へ。
「ミモロさん、納豆餅はいかがですか?」と、目の前に大粒納豆がのったお餅が。
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納豆もちは、京都の京北では、お正月に食べる習慣が残っています。
お餅つきを担当してくださった総務課の藤野さん。
「この納豆餅は、美味しいですねぇー」と。
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「ワーン、自分だけ食べてないで、ミモロにもちょうだいよー」。
自然豊かな京北、そこには、日本人が大切に受け継いできた自然を敬愛する暮らしが、今も残っています。
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「ツアーを担当してくださった細見さんと安谷さん。どうもありがとうございました。またいろいろ体験させてくださいね。バイバイ…またね!」
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ミモロは、いっぱい楽しい体験を思い出しながら、自然豊かな京北を後にしました。
「ツアーに参加さなった皆さま、お世話になりました。一緒にいろいろ体験して楽しかったでーす」
観光地だけじゃない、ガイドブックにのっていない京都の楽しみ!font>
1泊2日の「初冬の京北まるごと体験ツアー」。京都の山里暮らしを体験するツアーです。何度も京都を訪れている方にとって、観光地めぐりだけでなく、その土地ならでは暮らしや生活に触れる旅は、おすすめです。
個人的には、なかなか体験できない納豆づくりや農作業など、ツアーだからできるというもの。「京都府立ゼミナールハウス」のツアーは、公共の組織が主催するだけに、地元とのつながりも深く、また担当者の知識も豊富。地域のことを知ってほしいという、スタッフのみなさんの熱意も伝わってきます。
今回の「初冬の京北まるごと体験ツアー」は、1泊2日4食付でひとり1万3000円(別送での納豆と小蕪の漬物付)。盛りだくさんの内容は、ほかではなかなか体験できないもの。年間を通じ、いろいろな企画があり、京都府以外からも、参加可能です。ぜひ、京都の旅の日程に、組み込んではいかがでしょう。ガイドブックにはのっていない京都が体験できます。
詳細は、こちら「京都府立ゼミナールハウス」から。