台風が危ぶまれていた中、中ノ島ビッグトップ(大阪市)へ。
どうにか、大阪は台風はおとなしかったようで、ほっとした。
シルク・ド・ソレイユのKOOZAを見た。
今年5月にも、マカオで宿泊した、ベネチアン・ホテルで、シルクドソレイユのショーが行われていたが、
演目は、前に見たものより新作だったが、KOOZAではなかった。
(でも、マカオでは見なかった)
2年前、同じ中ノ島ビッグトップで見たのは、「コルテオ」。
(あの時のブログを今、読み返してみると、赤面・・・)
常に、センセーショナルで、進化しなくてはいけない宿命を持つのは、大変だが、
演出や技術、芸に、幅の広さを感じさせる。
スタッフや劇団員の、一致団結・協力なくしては成立しない。
休憩時間をはさみ、長時間にもかかわらず、構成も、曲やダンス、コントをまじえ、飽きさせない。
息をのむシーンもあり、思わず手に汗を握った。
客席からは、「おおおおっ」っと、
一人一人の大きな歓声が、まとまった声になり、テントに熱気、緊張感が充満する。
一番のクライママックス(今回、はじめて見た芸)で、バランスを崩しそうになって、ツルリ、
ドキリ。冷や汗。
アブナイっっ。
団員さんたちは、保険に入れるのだろうか・・・危険率が高すぎる・・・
なんて、はらはら、アタマのなかでは、保険の計算、ぱちぱち。
手が痛くなるほど、拍手してしまった。
お客さんを舞台に特別出演させるものが、いくつもあって、サプライズ、
シナリオが読めず、意外性が楽しめた。
客席は、満員。
この1回のショーで、売り上げはいくらだろう・・・と、大入り満員の席を見て、またまた暗算。
ざっとおおまかに計算して、4千万円ぐらいだろうか??
1日2回で、8千万円。今期、通算70回で、ざっと25億円前後???(てきとー)
ダイハツさん、引き続き、強力なスポンサーとして、がぜん張り切っているが、おおきな資本が動くんだろう。
小さな子供が、うしろの席で
「あの人、なにしてるの?」と言っていたが、わたしはコケそうになった。
子供には、意味がわからないってこともあるだろう。
(大人だって意味わからない人もいるし。
意味なんか、いいの、いいの。こころで感じたらいいの)
客席の7分の5が、S席で、あんなチビすけでも、
土日祝日料金は9000円だから、たいしたものだ。(親御さん、ごくろうさま)
ちなみに大人は、13000円。(平日は、12000円)
この公演料は、高いか、安いか? この金額を出す価値があるか?
わたしは、見合っていると感じたが。
生バンドと、生シンガーの演奏が、臨場感をさらに盛り上げてくれた。
ビートの利いたリズムを体感すると、踊りだしそうになる。
ああ、わたしはダンスをしていてよかったな~って、思った。
カラダで楽しめるから。
(わたし、ラテン系ダンス、大好きなんです。ヘタですけど)
帰りは、難波に寄り、
小龍包が美味しいと評判の、鼎泰豊(テイタイフォン )で、台湾点心を味わった。
↓このギョーザ、パリパリ部分が、お皿からはみ出て、ほんと、ぱりぱり。
有名店のようで、広い店内は満員だった。(空席待ちの人たちもいた)
ということで・・・
昨夜は、スリリングで、ガンガンくる、迫力ある舞台が体感できた。
エンターテイメントって、いいなあ。
舞台を観ながら、
パリでは、せっかくオベラ・ガルニエの近くで滞在するんなら、
そこで現地の生オペラを観るのもいいかも、
と、鑑賞中に空想の世界がまたまた膨らんだ。