熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

チベット

2008-03-16 21:22:01 | Weblog
中国チベット自治区ラサで14日、共産党・政府に対する僧侶や市民の抗議行動が激化し、中心部の商店街から出火、武装警察隊などが鎮圧に当たり、混乱が広がっています。
在京チベット関係者によると、治安当局との衝突で14日だけで少なくとも14人が死亡、100人以上が負傷したとの情報があります。
日中関係筋によると、中国政府は15日から外国人と一般の中国人の自治区入りを禁じる措置をとるそうです。

これは、外国人の安全確保という表向きの理由の他に、外国報道関係者のチベット入りを防止するという理由もありそうです。

今回の騒乱は、「平和の祭典」である北京五輪が目前に迫っているので、流血の惨事が繰り返されれば、中国にとってのダメージは計り知れないと思われます。
国際社会の人権批判に火をつけ、ボイコットの声が高まることも予想されます。

今回の中国の対応を見ていると、冷凍餃子事件の対応と同様に、中国政府の情報コントロール(隠蔽とも言えます)が目立ちます。
国際社会の仲間入りをするためには、情報公開が必須です。

北京オリンピック開催に対する国際社会の反応を考慮して、中国が平和にこの問題を解決してくれることを望んでいます。



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