熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

研究発表会

2008-03-24 21:05:39 | Weblog
弁理士会中央知的財産研究所の第1回研究発表会に参加してきました。

朝から冷たい雨が降り、虎ノ門の弁理士会館まで出掛けるのを止めようかなと思いましたが、発表者の一人が私の大学院の指導教授なので、参加しないわけにはいきません(冗談です)。

研究発表は2件で、「複数当事者による知的財産権侵害」と「特許権侵害による損害賠償額の算定をめぐる諸問題」です。

「複数当事者による知的財産権侵害」は、ホットなテーマで、私も興味を持っていました。
多機能型間接侵害と発明の分担実施の法的問題について解説があり、参考になりました。

「特許権侵害による損害賠償額の算定をめぐる諸問題」は、私の修士論文の研究テーマでもありましたので、興味を持って拝聴しました。
特許法102条各項についての論点を分かり易く解説していただき、大変参考になりました。
私の質問にも丁寧に答えていただき、有意義な研究会でした。

この2つの研究テーマは、後日、研究報告書として会員に配布されるそうなので、楽しみにしています。

このような有意義な研究発表会は、頻繁に開催して欲しいものです。

現在研究中のテーマは、「進歩性について」「商標の使用について」「特許法104条の3に関する研究」で、今後、順次発表されるそうです。

楽しみですね~。



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コメント
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