12月28日に3年半ぶりに帰国し、弟夫婦のところにお邪魔しています。
帰国は3年半ぶりですが、実は30年ぶりの日本のお正月です。年越しそばは義妹と2人でいただきました。そして元旦には弟夫婦とともに母の住む松本へ行き、まずは彼女のお宅で新年のご挨拶をしてお茶をいただきました。
お茶をいただいた後は母の再婚相手とともに5人で浅間温泉の旅館「別邸一花」に向かいました。ゆったりとしたロビーで金箔入りのお屠蘇をいただきました。お屠蘇はかなり甘かったです。
私たち3人が泊まる部屋で一息。お部屋は4階の「二輪草」。
廊下にはきちんと生け花が生けられており、品の良さが漂っています。
家族風呂を17時に予約していたので、母と義妹と私の3人はその前に大浴場で体などを洗ってあったまり、時間になったら家族風呂に移動し、そこで主に露天風呂の方を堪能しました。外の景色は残念ながら見えませんでしたが。
内風呂は檜風呂でしたが、檜はそろそろ交換した方がいいような感じがしました。17:45には出て、鍵をフロントに返すことになっていましたが、45分はあっという間でしたね。結局女三人だけで時間を使い切っちゃいました。
19時から夕食。
睦月のお品書きが用意されていましたが、元旦なので先付けがおせち料理バージョンになっていました。また事前にアレルギーなどの情報を伝えておいたので、母や私はそれぞれ少々違ったものを出してもらいました。
食後に母たちが帰った後、また大浴場に行ってアルカリ性単純泉を堪能しました。お肌にいいという言う通りすべすべになりましたよ。
一晩雪が降り、翌朝はそこそこ積もって、なかなか風流な景色が見えました。まだ真っ白の雪景色になっていないところが渋みがあっていいと思いました。
空調の音がうるさくて結局よく眠れなかったのですが、誰も空調を切ろうと思いつかなかったのはちょっとおまぬけでしたね。
8時から豪華な朝食。すまし汁のお雑煮がありました。お雑煮は30年以上ぶりに食べました。おだしが効いてて非常に美味でした。リンゴの天ぷら(中央後ろ)は初めて食べました。それもなかなか美味しかったです。
食後のコーヒー(無料)をロビーで頂きました。カップは手作りの焼き物のような既製品。なかなか素敵です。
チェックアウトの後この玄関前で記念撮影。
この旅館は老舗というわけではないようですが、上品な内装に相応しい従業員のふるまいが素晴らしかったです。義妹の話によると電話でも始終丁寧に対応してくれたようで、今回の旅行のために問い合わせたほかの旅館と比べても断トツに親切だったそうです。少々値は張りますが、お勧めの旅館です。
旅館を出て、マサムラという洋菓子店(長野県松本市深志2-5-24)で癖になると評判の天守石垣サブレのお土産を購入しました。別にここでなくても手に入るお土産らしいですが、近くまで来たのなら買いますよね(笑)
ここでおやつ用に抹茶味の焼きモンブランを買い、東京方面への帰途で美味しくいただきました。
この後母の家に寄ってから塩尻方面に向かう途中に養鶏場があり、そこにたまごの自動販売機が設置されてたので、義妹がたまごを購入しました。たまごの自販機なんて初めてお目にかかりました。
松本を出た後、諏訪に寄りました。
諏訪大社に初詣に行きました。元旦ほどではないのでしょうが結構な人出でした。
実は諏訪大社に寄ったのは翡翠と黒曜石の御守り「薙鎌守」を買い直すためでした。
このお守りは3年半前に帰国した時に義妹とドイツにいる友人とおそろいで買ったのですが、ブダペスト旅行の際に盗まれた財布とともに失くしてしまったので、今回の帰国の目的の一つがこれを買い直すことでした。目的が果たせてよかったです。しかし、買う時になって弟が「俺の分は?」と聞いてきたのにはびっくりしましたが。彼はこういうものに興味がないと思っていたので「おそろい」にしようとは全く考えもしなかったのですが、本人がはっきり欲しいと申告したので、そういうことならと彼の分と私の分の2個買うことに。基本的に弟にとっても甘い私ですwww
で、ついでと言っては何ですが、「除災」の文字に惹かれて絵馬付きの破魔矢も買いました。よせばいいのに長い方(91㎝)を。
結局長すぎてスーツケースにも入らないし、手荷物として機内持ち込みすることもできないし、預けることもできない(ミュンヘンで乗り換えるドイツの国内線のスペースの問題で)と判明し、ばかなことをしたと後悔しています。義妹が後で機会があったらドイツへ送ってくれるというのでお言葉に甘えることにしました。
おかげさまで30年ぶりの日本のお正月を満喫いたしました。