徒然なるままに ~ Mikako Husselのブログ

ドイツ情報、ヨーロッパ旅行記、書評、その他「心にうつりゆくよしなし事」

ブリュッセル食べ歩き

2020年01月27日 | 旅行


今週末(2020年1月24日~26日)は友達に会いにブリュッセルに行ってきました。
ボンから車で2時間半くらいでサクサクとブリュッセルの手前まで行けましたが、市内に入ってホテルに向かう途中で環状交差点内の車線がなくて勝手がわからず出るところを他の車に邪魔されて1本先で出る羽目になり、その後市街地の一方通行の狭い路地をぐるぐると回されて(ナビに)ようやくホテルの前に到着するも、今度は駐車場が分からない!一番近い駐車場はRogier駅だったのだけど、そこは駐車カードがないと入れないみたいだったので引き返して別の駐車場へ行くことに。まあ、大きくて停めやすいところだったのでよかったのですが、市内に入ってから30分近く暗い中ですごいストレスでした😫 
ブリュッセルには11年と2か月ぶりできましたが、前回もこんな感じでぐるぐるしたんですよね。
泊まったホテルは Crowne Plaza Brussels - Le Palace で、ダブルルーム2泊朝食付き250ユーロちょっと。部屋は結構広くて、キングサイズベッドのほかにソファーベッドがあり、3人泊まれる感じでした。
 
到着して一息ついてから晩御飯を食べにお外へ。マイナス1度くらいで思わず早歩きしてしまう感じでしたが、結構な距離を歩いて La Villette というレストランに入りました。
ブリュッセル名物というグレーのエビのコロッケとチーズコロッケの盛り合わせ。エビコロッケが超美味でした~😊 😋 チーズの方ももちろん美味しかったですが。


同じエビを詰めたトマト。こちらはトマトがちょっとまだ熟れてなかったのでちょっと減点なのですが、グレーのエビは美味でしたね。
そしてメインはムール貝のChicon(ベルギーのフランス語でチコリー)とセロリの白ビール煮込み、フライドポテト付き。
お鍋にぎっしり入って27ユーロとかでしたが、2人前ですね、これは。一人では前菜がなかったとしても厳しそうです。これはチコリとセロリーのビール煮込みはとっても美味しかったですが、ムール貝は普通でした。
そして、今回初体験のサクランボのビール。

これは口当たりがよくてジュースみたいなのにアルコールが一応3.5%あるのでやばいです。喉の渇きに任せてぐいぐい飲むとかなり酔うのではないでしょうか。私はお酒は弱いので、お水も一緒に頼んでおいて、ビールを飲んではお水を飲んでちょっと薄める、というような飲み方をしました。
相当お腹がいっぱいになったので腹ごなしに散歩してGrand-Placeに寄りました。曇り空の昼間よりライトアップした夜の方がむしろきれいですね。
    
こちらはモネ劇場

ここで足が疲れたのでいくつかあった石のベンチの1つにちょっとだけ腰かけて休憩。冷たかった~😫 
そしてさらに地下鉄1駅分歩いてホテルへ帰還。その後はおしゃべりして、お風呂に入って、またおしゃべりして。。。という感じでしたが、1時頃には電気を消して「お休みなさい」と言ってすぐに寝落ち。やっぱりお仕事とその後の運転で疲れていたようです。

翌日はゆっくりと朝食。

ホテルのサウナが開いているというので、サウナに行こうとしたのですが、部屋にはバスローブが1着しか用意されていなかったのでもう1着持ってきてくれるようにフロントに頼んで待つこと1時間近く。再三の催促にもかかわらず結局部屋までは届けてくれなくて、廊下をうろうろしていたベッドメイクの人に声をかけてバスローブをもらうことに。
フィットネスジムに併設された男女別のサウナは小さかったですが、
  
ちょうどチェックアウト時間を過ぎた頃で誰もいなかったので二人で心置きなくサウナを堪能しました。体内の汚れがドット出た感じで、その後の化粧のノリがすごくよかったのには感動しました。
15時過ぎに今回のブリュッセル行きの目的の1つだった「カキを食べる」を果たしにホテルを出てプラプラと歩いて足が疲れた頃にいい感じに Halles de Saint-Géry があったので、中に入ってみるとそこには何ともリアルなトイレの場所を示す張り紙が!😂 

Halles de Saint-Géryの中にはカフェなども入っていますが、展示スペースやただ座ってくつろぐところもあるので、ちょっと座ってまたおしゃべり😃 
 

足が回復してから目的のカキを目指してゴー。
まずはシーフードの立ち食いレストラン Noordzee でヒラメのから揚げとマテ貝のハーブバター焼きを軽くつまみました。😋 
マテ貝
ヒラメから揚げ
それからお隣りのカキのイートインへ。
一番おいしいというフランス産のカキが売り切れだったので、残っていた5種類を1つずつお試し。左から2個ずつFine de Claire, Marine, Tia Maraa, Sentinelle, Ostra Regal。最初の以外はすべてアイルランド産。
味の違いはほとんど感じられなかったものの、一番大きくて高い Ostra Regal が歯ごたえや食べ応えが一番良かったと思います。あまり自信はありませんが。
どれも美味しかったです。

腹ごなしの後はトラムに乗ってチョコレート広場へお土産を買いに行きました。
まずは Wittamer で美味しいというマロングラッセ8個入(20ユーロ)を購入。その後フレデリック・ブロンデール店をGoogleMapで確認したものの、店名が変更になっていてAtelier Sainte Cathrineとなっていました。でも中で扱っていたチョコレートはフレデリック・ブロンデールだったので、そこでトリュフの詰め合わせとフルーツチョコの詰め合わせを自分用と義妹へのお土産用に購入。
 

その後はピエールマルコリーニ店へ。
 
ここではハート2個入り4ユーロのをダンナ用と義妹へのお土産用に2箱購入。

買い物の後は近くのカフェでホットチョコレート(Chocolat chaud)をまったりといただきました。粒粒のチョコレートが小さなグラスに入って出てきました。これを自分でホットミルクの中に入れて混ぜて溶かして飲みます。こういうのは初めてでしたが、出来上がったホットチョコレートよりチョコの味が濃厚でした。ビターチョコレートだったようで甘さは控えめ。

休憩の後はバスとメトロに乗って移動。今度は晩御飯を Porte de Namur 駅付近の Le Trappiste というレストランでいただきました。
昨晩入ったレストランよりもやや大衆的でお値段も手ごろ。エビコロッケを食べたりなかった私はここでもコロッケを頂きましたが、前日の方が味がよかったです。

ビールはラズベリー味に挑戦。
これはまあまあでした。サクランボの方が好みかな、と思いましたが。これも酔うことなく完飲。
メインはチコリーのグラタン(Chicon gratin)と温野菜を二人で分け合い。
 
チコリーグラタンというものを初めて食べました。このチコリーの苦みとチーズとハムのまろやかな味が絶妙に調和してて美味しかったです。マッシュポテトはいまいちでしたが。温野菜の方に入っていたチコリーも美味でした。
ゆっくりと晩御飯をいただいた後はメトロでホテルへ帰還し、一息してからまたサウナへ行きました。23時~真夜中まで入ってましたが誰もいなくて貸し切り状態でした。やっぱりサウナはいいですね😊 

翌朝は「ああ週末があっという間に終わってしまった」と嘆きつつゆっくりと朝食をいただきました。
 

朝食後はチェックアウト時間の12時まで部屋でゴロゴロしながらおしゃべりして過ごし、チェックアウト後は荷物を車の中に入れて近くのスタバでコーヒーを飲みながらまたおしゃべり(よくしゃべることありますよね😅 )。

帰る時にまたホテルによって駐車場チケットを交換してもらい、通常料金よりやや安くなる。。。。はずでしたが、ホテルからもらったチケットで駐車場を出ようとしたら「チケットが無効です」と出口のマシンに言われてパニックに!
仕方がないので出口近くに車を適当に止めてホテルに戻り、元のチケットを返還してもらいました。実はそのホテルはRogier駅の駐車場のチケットしか扱っておらず、通りを挟んだ向かい側の駐車場は範疇外だったんですね。まあ、通常料金は36ユーロでホテル割引が効いても32ユーロで、差額がたったの4ユーロなので金額的にはどうでもいいですが、無駄な往復をしてしまったのがちょっと腹立たしかったですね。
とりあえず無事にそれで駐車場を出てドイツへ向かいました。比較的空いていたし、明るいこともあって楽々運転してたら給油警告ランプが点滅!😱 
幸いガソリンスタンド密度の高い高速道路ルートだったので最寄りのガソリンスタンドによって給油。
何気なく給油しようとしたら何にも出てこなくてびっくり!なんでだとよく見たら、クレジットカードを入れないと給油できないスタンドでした😅 

ドイツではこういうのはまだ見かけたことがないなと思いつつカードを入れて給油。やはりドイツは隣国に比べると現金主義の強い国なのだなと実感しました。
帰途速度制限のあるところ以外は安定的に時速160㎞で走っていたのですが、アーヘンでドイツに入国した途端にものすごいスピードで追い越していく車が激増して、「ああドイツに帰ってきた」としみじみ(?)しました。いえ、実は200㎞以上出してる車に追い越されるのはぶつけられそうに錯覚してしまい結構怖いんですけどね。
ドイツ人にはスピードを出せないと激怒する人が多いのかなと思います。行きもオランダ通過中に追い越し車線で地元の車の後ろをのろのろと(それでも120㎞は出てた)走っていたら後ろから車間距離無視か?というほどぴったりとつけて「どけどけ」の合図してきた車が2台あり、私がよけて追い越していった車を確認すると、どちらもドイツナンバーでした。オランダはスピード違反にシビアと聞いていたので地元の車に合わせていたのですが、このように追い越していったということはそこではスピード違反取り締まり用カメラが設置されていなかったということなんでしょうね。隙あらばスピードを出さずにはいられないドイツ人って...😅 私の160も結構スピード出していると思うのに、つくづく凄いですよね。

今回のブリュッセルでの戦利品。上のミニ厚揚げと右のマカロンはいただきもの。
ダンナに「お前たちは食べる以外のことはしてないのか」とちょっと呆れられましたが、美味しいものを食べてのんびりすること、とっても大事ですよね!😃 

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