懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

ワサオ 青森県鯵ケ沢

2018年08月08日 | 日記
青森県の鯵ヶの近くに行ったのでワサオを見に行きイカ焼きを買った。
7年前にも立ち寄ったがワサオブームの頃で観光バスが立ち寄り車を置くところはないし大変な人気である。
その時はイカ焼きを夫婦で一匹づつ買ったが食べきれず今回は一匹を二人で分けて食べた。
ワサオを飼っている家はイカ焼きの店で隣に親戚の人がイカ焼きをやっているがちっとも客がこない。

2008年にぶさ可愛い秋田犬をフログで紹介したら人気がでてテレビでも紹介されて青森県の観光大使にもなった。映画にもなった。
ブログやテレビの威力は凄いと思う。私ら夫婦もミーちゃんハ―ちゃんになり見に行った。
秋田犬の長毛種で売り物にならず野良犬状態のワサオをイカ焼き屋の菊谷節子さんが育てた。野良の時に虐められて菊谷さんにしかなつかない。
秋田犬は闘犬用に大形化するためいろんな犬を掛け合わせている。
中には秋田犬の特徴に外れる犬も生まれるようだ。
秋田犬の特徴を固定してから太平洋戦争に入り食料難で犬を飼うのは国賊といわれたが隠して飼った。戦後十数匹から秋田犬を増やしていった逸話はテレビでよく見る。

前回行った時はワサオ一匹に野良猫10匹が柵内に同居していた。
野良猫にもおばちゃんが餌をやっていたようだ。
今回は秋田犬が二匹増えて三匹になっていた。

イカ焼き屋も繁盛したと思う何人も雇っていた。まるで花咲かジィサンのポチのような物語である。育てた野良犬ワサオの恩返しである。

イカ焼き屋の菊谷節子さんは昨年11月に悪かった肺の病気でなくなった。
志村けんの動物番組で一時間ワサオの特集をやっていた。

歩けないと言ったら菊谷さんが車にワサオを連れてきてくれた。菊谷さんは肺機能低下で鼻に酸素を入れていたが申し訳ない。