懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

懐かしい物 老人の集落

2018年08月09日 | 懐かしい物
撮影場所 岡山県旧奥津町

老人ばかりの集落だった。今はどうなっているか。
過去に訪れたところも衰退したり民家が消えたりで二度と行こうと思わない。
いずれ日本の過疎地は消滅する集落もでてくる。

集落が消滅するのも問題だが東京に一局集中する方がより問題だ。
人口の減り続けいる土地と増え続けている土地が平準化できないものか

過疎地には産業や働く場所がない。農業を受け継ぐか公務員、地元のスーパーや道の駅くらけいしか働くところがない。
介護施設でお婆さんと話す機会があった。
息子は大学をでて家の農家を受け継いだ田は一町歩あり米作りと花ゴザを編んでいる。
畳を使う人が少なく息子は何処にも働きには行っていかず子育てをした。
現在は曾孫も入れて8人家族だという。
今の人は嫁が同居を嫌う。それでも田舎では我慢して三世代が同居している。
同居の苦労や秘訣を聞きたいものだ。

私は東京での大地震が一番怖い。
被害額、被害者数とも想像を絶する。日本経済が立ち直れなくなるのではと思う。
東京で大地震があれば建物の倒壊と火災が発生し停電で交通網は動かず道路は車で溢れ逃げ場もない。神戸や東日本震災のような手を付けられない惨事が発生する。
災害は一番弱いとこをついて発生すると言われている。
過密すぎる人口と過密な建物、可燃物が多いガス、ガソリン、楽観的な危機意識 みんなで住めば怖くない。災害は危機感のなさを襲う。建物設備の老朽化、停電で避難する交通手段のなさ大規模火災に対する避難場所のなさ、東京の直下は地震の巣である。

防災訓練や災害想定はしていても大地震が発生したら燃え尽きるまで手の打ちようがないのが現実であろう。
長年住みなれ職場や子供の学校や便利さで都会をはなれなれない。