懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

懐かしい物 なまこ壁の路地

2018年08月16日 | 懐かしい物
撮影場所 岡山県倉敷市


倉敷の美観地区の路地
着物姿の土地の人がくるのをひたすら待つ。
観光客は風景に似合わないので入れない。
古い街並みの路地や通り屋根、人々の暮らしを徹底的に撮っておくべきだった。
30年、40年経過すると時代の変遷がよくわかる。

記録写真を撮る意味も分からず適当に撮っていたと思う。
誰かアドバイスしてくれる人や仲間がいれば違っていたと思う。

若い頃は車や家を持つことは夢物語と思っていた。
日本の高度成長で給与も暮らしも向上するとは思わなかった。
日本の風景がどう変化するかも想像できなかった。
その時代に生きる事は常に未来を少しづつ想像してみる事だ。
そうして成長する株に投資する。趣味では移り変わる風景を記録する。

しかし、日本人の悪いクセはすぐに思い上がりの有頂天になる。
太平洋戦争にバブル20年、深く物事を考えない。トップにイケイケドンドンが多い。
次は日本経済破綻で三度目の敗北を味わいそうだ。

人間も国家も有頂天になったら堕落するように思う。