茶雅馬茶道教室 ~MIHO企画~

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6月ー水無月ー

2009年06月07日 | Weblog
6月に入って早2週。あっというまで、半年今年も過ぎてしまった・・・。
さて、久々に日本でいう水無月(みなづき)を調べてみました。
由来は、文字通り梅雨が明けて水が涸れてなくなる月であると解釈されることが多いが、逆に田植が終わって田んぼに水を張る必要のある月「水張月(みづはりづき)」「水月(みなづき)」であるとする説も有力です。
他に、田植という大仕事を仕終えた月「皆仕尽(みなしつき)」であるとする説、水無月の「無」は「の」という意味の連体助詞「な」であり「水の月」であるとする説などがあるらしい。
また、梅雨に掛けて使用するときは、「梅雨で天の水がなくなる月」「田植で水が必要になる月」といった解釈も行われています。

ではその入梅は、雑節の一つであって毎年6月11日頃を指します。
本来は「梅雨入り」の漢語的表現であって梅雨の季節全体を「入梅」と呼ぶ地方も!
太陽黄経に基づく定義は現在のもので、芒種の後の最初の壬の日を梅雨入り、小暑の後の最初の壬の日を梅雨明けとしていた時期もあったようです。
農家にとって梅雨入りの時期は、田植えの日取りを決めるのに重要だったので、その目安としてこの暦日が設けられたようですよ。

青梅が大きくなって今か今かと日光を浴びています、今年はいくつ出来ているかな?そんな楽しみの季節です。