【2018年度NHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』】第四十三話『さらば、東京』より
2018年11月18日日曜日大河ドラマ西郷どん第四十三話「さらば、東京」が放送された。
原作・林真理子 脚本・中園ミホ 音楽・富貴晴美 主演・鈴木亮平(西郷隆盛役)語り・西田敏行(西郷菊次郎役)
およそ二年の海外欧米視察(岩倉使節団)で世界を見てきた大久保利通(瑛太役)や、岩倉具視(笑福亭鶴瓶役)は、留守政府を守ってきた西郷隆盛(鈴木亮平役)たちの『征韓論(本当に朝鮮国を成敗するのではなく、西郷が朝鮮に特別特使としていき、「平和条約」を結ぶもの)』を否定して、『征韓論』を廃案に追い込む。それは岩倉の謀略でもあった。反発する西郷。
「大久保どん!なしてじゃ?一蔵どん、こげなやり方おいはすかんど!」
「吉之助さあ、おいば憎め。呪え。明治新政府の政はおいがやって。」
「こんなやり方では維新で死んでいったものたちに顔向けができもうさん!いかんど!維新はわずか数年前のことじゃ!忘れたとでごわすか?!」
西郷隆盛VS大久保利通の両雄激突となる。いかんともしがたくなった西郷や江藤新平(迫田孝也役)は参議を辞職。東京を離れ、鹿児島に帰り、鹿児島私塾をつくることを決めた西郷隆盛は最後に大久保と話し合うために大久保の東京の邸宅を訪ねるのだが……
日本最後の内戦・西南戦争まで後数年。西郷の自刃まであと数年。
西郷どん!まだまだ!きばれ!チェスト!今宵はここらでよかろうかい。
次回、第四十四話『士族たちの動乱』(2018年11月25日放送予定)へ続く。