長尾景虎 上杉奇兵隊記「草莽崛起」<彼を知り己を知れば百戦して殆うからず>

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震災から6ヶ月「東日本大震災」地震続報チャングンソクさん1

2011年09月11日 12時42分18秒 | 日記
 「東日本大震災」 
 
9・11米国同時多発テロ事件から10年、東日本大震災から半年。米国ではアルカイダによる米国国内のテロの信ぴょう性の高い情報があるという。何も起こらないといいね。ただ、言っておくが我々が戦っているのはアルカイダなどのテロリスト集団でイスラム教徒ではない。9・11に歴史的必然などない。「脱原発」はテロリストレベルだと思います。3年間原発を一切使わなければ日本の産業はどうなりますか?一部の人は(1)世界唯一の被爆国日本こそ「核なき世界」を(2)再生可能エネルギーを国家戦略とすべき、と思っている。子供を抱えた母親の涙でプロパガンダですか?何度も言うが「原発の30%」は太陽光発電システムや風力発電ではカバー出来ない。結局火力に特価して電力料金値上げ電力不足で産業空洞化です。アメリカの国債が「Aaa(トリプルエー)」から「Aa+(ダブルエープラス)」に格下げになった。世界同時株安です。ですが米国が2013年までゼロ金利政策を続けると政策を発表して、世界同時株安は一服です。東証359円安、株価9300円割れです。心配していた「二番底」ですか?ここでは原子力発電と核兵器について述べます。「東日本大震災」復興財源と節電策。123号機はやはり炉心融解でした。浜岡原発停止「支持」は66%「原発全廃」は12%です。1号機の二重扉を開放し作業員が建家内部で作業しましたね。政府は30年以内にM8クラスで87%で起こるとされる東海大地震の対応として、静岡の中部電力浜岡原発の4号機5号機や全炉の停止(3670万KW)を決定した。(1号機2号機は廃炉、3号機は検査調整中)東北山形秋田新幹線全線開通。政府は「東北自動車道」の無料化です。原発賠償「交通費・宿泊費」「放射能検査料」「失業保証」「家畜の保証」「健康被害賠償」「計画停電」は何だったのですか?「計画停電」で信号や照明、店、工場がとまり経済観光をズタズタにしたのは明らかな「人災」です。消費者物価指数が下落したのも「人災」。政府はもっとちゃんとした判断をしてほしい。阿呆なら阿呆なりに「余計なこと」をしないで欲しい。クーラーは高いというがガスや灯油のほうが安くすむようになった。電気の冷暖房の方がお得。自粛は☓。お金はつかったほうが被災地の為になる。消費すると消費税と被災地の復興需要になる。56万人も宿泊場キャンセルだ。2ヶ月から6ヶ月間はステップ①準備作業、放射線量の測定方法検討。ステップ②冷却・放出の抑制、土地・家屋の計測・除染。現在2ヶ月の住宅などの建築期限を最長8ヶ月延長し、各地の農家を集約して、対規模化。東北地方を「食糧保管地区」へ。政府が土地を買いあげて高台に開発はコストが高いがやらねばならぬ。地震保険の支払が1854億円、東電の賠償金は8.3兆円だといいます。まあ、電気料金値上げと国からの公的資金導入でしょうね。原発から20Km圏内が「警戒地域」に指定されました。「警戒地域」とは罰金罰則があり、10万円以下もしくは拘束ですね。「震災復興賠償機構」が設立です。死者の9割が水死で、被災3県の60歳以上65%の死者もそういう老人であったそうです。汚染水の移送も開始されました。原発の炉心内部にロボットを搭載し、炉心内部が1時間あたり65mSv(ミリsh-ベルト)であると検知した。岩手県の地震と津波で壊滅した300Kmは「災害危険地域」に指定、政府も「原子力政策」を再検討するそうです。東電の石田顧問が辞任しました。半世紀にのぼる「天下り」の批判を受けてのことです。東電や原子力保安委員は放射線抑制まで6ヶ月から9ヶ月かかると発表しました。これで年内避難解除は困難になりました。2011年4月15日千葉県浦安にあり「液状化」の被害を受けていた東京ディズニーランドが一ヶ月ぶりで再開された。東北地方の宿泊施設では風評被害で39万人(うち6割外国人)ものひとがキャンセルしたといいます。気象庁は数ベクレルの放射線ヨウ素131が標高20mから500mで検出されたと発表した。こうなると浪江町や飯舘村は「安全です」とは言いにくい状態ですね。だが、原発から30Km内の500ミリシーベルト(mSv)とは1年間浴び続けて1万人に1人が癌になる、という程度です。過剰反応は駄目です。落ち着いて。あと「東日本大震災」という名称が外国人に混乱を与えています。「東日本大震災…日本の東側全部被災したのか?」というのです。名称変更がベストです。「復興構想会議」の五百旗頭真議長は「復興税」を提案してますね。なお「「義援金」「支援金」「寄附金」の違いは?」ですが「義援金」は被災者に直接渡る金で、「支援金」はボランティア活動の財源や支援物資や治療費などで、「寄附金」とはその都道府県の被災地のインフラやライフラインの復興やメンテナンスに遣われるお金です。義援金は大体「日本赤十字社」や「国連WFP協会」によって集められ被災地役所の「義援金配分委員会」に行き、そこから市町村役場→個人口座(あるいは直接支給)です。とにかく「罹(り)災証明」が必要なんですが、家や証明書すべて津波で流されて「本人確認」が出来ないというので「罹災証明」なしでも支給しようと決まりました。死者・行方不明35万円、家屋全焼全壊1戸35万円、半壊18万円、原発被害1戸100万円で、被害総額は25兆円になりそうです。第一次補正予算(5月)には4兆円だす(子ども手当なしに、高速道路無料化なしに、予算削減、年金半分税負担なしに)。増税は確かにすぐ出る金ではありません。法案を通すまででません。ですが900兆円も借金があるのにまた「赤字国債」ですか?日本国債の暴落の危険があり私は反対です。復興国債(2年から10年で元本返済(普通の国債は60年で元本返済ルール))しかないですね。その際「日銀」が買っては駄目。金融機関でないと。「復興税」というか被災地以外で10年間限定消費税2%(40兆円)増税です。また原発ですが今は更なる「水素爆発」を防ごうと「窒素」を炉心内部に注入しているところです。だが、ストロンチウムという放射線まで検知されました。ストロンチウムはカルシウムのように人骨に浸透する放射線です。チェルノブイリ事故では放射能汚染は10日間で520テラベクレル、福島第一原子力発電所事故では一ヶ月で63テラベクレルです。風向きによりあらたに福島県川俣町、飯舘村、南相馬市、田村町にも避難指示であるという。ちなみに「避難地区」は法的拘束力がない。「警戒地域」なら法的拘束力があり罰金もある。「電力ピークの夏が危ないなら4月5月6月に電気を貯めていればいいのでは?」は「電気」は貯められないのです。乾電池も「電気を貯めているのではなく元素反応で発電している」だけです。大きな乾電池が「発電所」という訳です。1987年7月24日の「大東京都心部大停電」の二の舞は避けたい。震災から1ヶ月以上過ぎればこんどは「心のケア」だ。欝、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、不眠、悪夢、生活やお金、病気…まだまだこれからだ。ボランティアさんは「自己完結型」で被災地にいってください。食料も水もテント、車、被災民に迷惑にならないで「お役に立つ」仕事をしてください。2000万トンの瓦礫を分別・撤去・処分するのに最低でも5年はかかるそうです。瓦礫処理代は3000億円、道路・港湾整備に1.3兆円です。トモダチ作戦には68億円かかったそうです。ちなみに「余震はいつまで続くの?」という質問ですが、何十年と弱まりながら続きます。震度0という微弱な地震が阪神淡路大震災の神戸地方ではまだ余震があるという。マスコミの広報でおなじみになったメガネの中年のおじさん・西山秀彦さんは経済産業省でTPPに関して担当していた方です。前任者の中村氏、根井(ねい)氏は専門家でしたが、専門的過ぎて説明がわからないと移動になりました。現在原発の処理班は257名です。東京電力社員207人、関連会社社員50名で免震重要棟というところでパンやレトルト食品を食べながら通路に雑魚寝して頑張っています。「原発はいつ終結するの?」は、せいぜい10年から20年です。ですが、日本の技術力は災害後わずか6日間で870Kmもの寸断された道路を復旧させたことです。それというのも「災害対応対策協定」というのをゼネコンや中小土木業者と協定を結んでいたからに他なりません。また「品薄」ですが確かに「納豆」「ヨーグルト」「牛乳」「ペットボトル水」「ビデオテープ」「紙おむつ」がないですが、「買い占め」というよりは容器の石油原料が足りないのと「計画停電」のせいです。教育の遅れも深刻です。震災孤児は阪神淡路大震災の64人を上回る150人以上だそうですね。政府は農作物・コメの作付け制限を実施、「原発事故での放射能汚染には賠償金を払う」と決めました。東京電力は当分の間「計画停電」を実施しない予定です。福島第一原子力発電所事故が長期戦となるとして20キロ圏の住民の一時帰宅在を政府が認めました。海水の放射性ヨウ素の濃度が通常の14万倍で、震災転校は1万1000人、一時補正4兆円、支援額1兆円だそうです。日米軍による「オペレーション・トモダチ(トモダチ作戦)」が終了しました。これから2、3ヶ月はボランティアさんが大勢きて「瓦礫の撤去」「掃除」「遺体捜索」「ペットの世話」などマンパワーが必要だが1年、3年となってくると「心のケア」「生活相談」「うつ病」「不眠」「PTSD」「猛暑」など精神科医や主婦やケア・マネージャー、ボランティア・コーディネーターが必要になる。ちなみにですが「4号機はメルトダウンしてないの?」は、4号機は地震津波時に休炉中で炉心に燃料棒そのものがない為、(使用済み核燃料棒以外では)危険が少ないということです。メルトダウンでプルトニウムや放射性ヨウ素・放射線セシウムが検知されたということは、「炉心の下」か「配管」か「サプレッション・プール」かにヒビがはいっていて漏れ出しているのですね。今、「集中環境室」に低濃度放射能汚染水が溜まっていて、高濃度放射能汚染水を入れたい為に海に仕方なく放出したのです。「苦悩の内陸部避難」が始まりました。宮城南三陸町、岩手県・宮古市・山田町・大槌町・釜石市・大船渡市・陸前高田市などの避難民が内陸部に「集団避難」しました。今、汚染水が直接海に流れている状態でした。ピット(電源ケーブル収納施設)に亀裂があり1000mSv/hの放射性ヨウ素が出ていました。一回コンクリートで固めて亀裂を埋めようとしたが失敗、高分子ポリマーという水をジェル状にするものを注入し、その後コンクリートを注入しましたが失敗。2011年4月6日早朝、2号機のピット(立て杭)から海に漏れていた高濃度放射能汚染水が、水ガラスという物質を注入したことにより海への流出が止まりました。これは一端の朗報です。 「大規模停電」を防ぐ為の「計画停電」は愚策である。しかも「計画停電」は栃木や埼玉、静岡という「田舎」ばかり…。「節電」というなら何故「東京26区」はダメなのだ?品川区や新宿区一回「計画停電」で神奈川県全体分ではないか。ならどうすればいいかをこの「プランナー」で「ストラテジスト(戦略家)」のフリージャーナリスト・緑川鷲羽(わしゅう)さんが献策する。まずは①「サマータイム導入」②「夏の高校野球・甲子園の延期(夏ではクーラーとテレビ齧りつきで電力の無駄)」③「電気の無駄使いに罰金(許容量の30%や50%なら無駄使いする度に罰金が重くなる)」④10年間限定で復興財源に消費税2%増税(40兆円)する。⑤地方分権化(道州制)。戦略とは顧客(国民)第一主義でなければならない。なんとか総研とか○○大学教授だの集めるだけ無駄。知恵や策略とはそんな学歴エリートには考えられないものなのだ。が、とうとう策がなくなって低レベルの放射線汚染水を海に「緊急避難で」放出しました。大事なのはメルトダウン(炉心熔解)が1号機2号機3号機ではすでに起こっていて、4号機の使用済み核燃料棒も危険だということ。メルトダウンしたからこそ原発付近で通常の3000倍や4000倍の放射能や「プルトニウム」がトレンチやピット(立て杭)から検出されているのです。1日に600tも冷却の為に放水すれば「満杯」になるのは道理。後、4、5年は放水をやり続けなければならない。10年後くらいで落ち着いたら燃料棒を搬出し、コンクリート漬けにするしかない。チェルノブイリ事故のときのような「直ちにコンクリート漬け」は「YES」といいがたい。コンクリートは熱に弱く、チェルノブイリ原発のいわゆる「石棺」はヒビがはいって放射能漏れが起きている。「コンクリート漬け」は10年後だ。原発付近は漁業権が放棄されている為、魚介類で「被曝」する訳ではありません。政府・民主党は東日本大震災の復興のために「復興構想会議」を設置して有識者を集めて「復興戦略」を考える予定であるといいます。また震災では内定取り消しが数百人、失業も何万人規模になりました。東電は1号機から4号機まで「廃炉」にすると発表しましたね。今は「合成樹脂」を瓦礫などに蒔いて「放射性物質」の飛散を止めようと足掻いています。「冷却水システム」は稼働確認され「電源」はいれました。仏の放水ロボット「タロン」も搭載するようです。基本的には「メガフロート」という「放射性物質汚染水貯蔵庫」に汚染水を移動させる予定であるそうです。なお海水ではなく今度は「淡水」を替りに注入しています。これは海水だと塩害があり、塩分が炉心の底にたまる為の処置です。だが「風評被害」が酷くなっています。福島第一原子力発電所から遥かに離れた九州や山口県の部品メーカーや繊維メーカーが「輸出先の外国企業」から「放射能に汚染されていないか証明書を下さい」などといわれているそうです。「日本の食料危ない」など明らかな「風評被害」が出ています。これにたいして説明責任がある「政府・民主党」ですがデマをとめる術を知りません。ちなみに福島第一原子力発電所の1号機(1971年3月26日)、2号機(1974年7月18日)、3号機(1976年3月14日)、4号機(1978年10月24日)、5号機(1978年4月18日)、6号機(1979年10月24日)という完成日です。でも古いから「安全じゃない」訳ではありません。1号機はGE製です。2号機からは「日本人」が一生懸命「真似して」作りました。部品交換やモデルチェンジしているので古いから事故…という因果関係ではありません。制御棒はきちんと入った為に核分裂・爆発にはなりません。だが燃料棒の「崩壊熱」で炉心が溶けてメルトダウンしたようです。なお「水素爆発」とは、炉心の燃料棒の冷却水が少なくなって燃料棒が露出して、化学反応を起し大量の水素が発生した。水素は空気より軽い為に建家の屋上にたまり引火して「水素爆発」したのです。「核爆発」ではありません。ですが福島第一原子力発電所の自主退避のエリアには「寝たきり老人」や「牛や鶏を飼っている酪農家」もいます。被害の「賠償金額」は物凄いことになりそうですね。「プルトニウム漏れ」はプルサーマル(プルトニウム・サーマルリアクター(プルトニウム軽水炉(ただの水の炉)和製英語))の3号機からでしょうと思います。プルサーマルとは「原子力発電」で「ウラン」や「プルトニウム」がでてその「プルトニウム」を再利用する原子炉です。ですが青森県六ヶ所村に処分する核燃料棒を集めることにはなっていますが、「最終処理場」はきまっていません。大前先生は「ロシアと仲良くなってシベリアやツンドラ地帯に燃料棒を埋葬するのがいい」といいますが違います。あの一帯の地下には「有毒ガス」が眠っていて掘れば「有毒ガス」が世界中に風で飛散してしまいます。なおプルサーマルの為の燃料は「MOX燃料」というものですが日本には処理後のプルトニウムを「MOX燃料」にする施設がありません。だから自衛隊の護衛をつけ、テロリストに「核爆弾の材料・プルトニウム」を盗まれないように、再処理施設のある仏のAREVAの工場まで運んだのでした。そのニュースを覚えていますか?今回の福島第一原子力発電所事故と「チェルノブイリ事故」の違いは「核爆発」と「メルトダウン」の違いです。水や食料が「摂取制限」「出荷制限」ときくと過剰反応してしまっては敵の思う壺です。もっと冷静になってください。また「SPEEDIって何ですか?」ですが「System Prediction of Einvriroental Emergency Dose Information.」(緊急時迅速放射能影響予想)というものです。風向きや温度、大気、気象、陸地や海面の起伏などを計算して放射能影響を地図上でグラフ化するシステムです。なお「原子力安全保安院」は経済産業省管轄の役人ですが、「原子力委員会」は「保安委員」を監視する有識者の団体です。2011年3月29日に海水から通常の3355倍の放射性ヨウ素が検出されたそうです。だが、1号機から6号機までのコントロール室などの照明が灯りました。実は日本の土壌にもウランが通常あります。東西冷戦下にアメリカや旧・ソ連が空気中、大気圏中で(今は地下で)核実験をしたからなんですね。だが、プルトニウムというのは重くて飛散しずらいので「放射性ヨウ素」や「セシウム」のように悪戯に恐れる必要はありません。ちなみに日本の電力の割合ですが、火力発電が60%、原子力発電が30%、水力が10%くらいです。水力発電所はもう日本中にダムをすべて造ってしまったので頭打ちです。火力発電はオイルショックなどがあったために原子力発電がいい、と始められたためです。放射線は細胞やDNAを傷つける為に恐れられています。が、大人や老人には免疫もあり、むしろ子供や赤ん坊の甲状腺(成長ホルモンや新陳代謝を司る喉のところ)がダメージを受けるといわれています。もちろんかなりの放射性ヨウ素をあびた場合は…ということですが。放射線は宇宙からも、大地からも、食料からも、大気からも出ています。世界平均放射線比率は2.4mSv(日本は1.24mSv)です。「暫定摂取制限」とは原子力安全保安院が決めていた摂取制限を、暫定的に政府が決めました。食べ物で(2000ベクレル/kg=0.049mSv/kg)、水で(大人(300ベクレル/kg=0.0007mSv)乳児で(100ベクレル/kg=0.002mSv))まで安全です。年間では50mSv(ミリシーベルト・日本は33.3mSv)まで安全。水で洗い流すだけで放射性ヨウ素は「半減」します。が、水を沸騰させては駄目です。放射性ヨウ素は「細菌」ではありません。沸騰すれば濃度が増して危険です。妊婦やおっぱいは安全です。「計画停電」ですが来年(2012年)夏くらいまで続きそうですね。ちなみに東京ドームの一回分のナイター戦で6000Kw(6000万世帯分) です。被災地に陸海空自衛隊10万人が派遣されていますが、キャンプをはって寝泊まりしています。自衛隊というのは「食料」「トイレ」「お風呂」など「自己完結」でできるから便利な軍隊なんです。在日アメリカ軍も「ともだち作戦(オペレーション・トモダチ)」で頑張ってました。仏からの専門家チームもありがたかったです。何故仏は原発に詳しいのか?は仏は世界一の「原発大国」だからです。原発59基、電力割合77%です。ちなみに日本の電力会社は「北海道電力」「東北電力」「東京電力」「北陸電力」「中部電力」「四国電力」「関西電力」「九州電力」「沖縄電力」があり、他に制御電力事業会社として「J-POWER」「日本原子力発電株式会社」などがあります。世界では仏EDF(4004wh)、ドイツEON(3454wh)仏ENEL(2877wh)日本・東京電力(2602wh)、米国エクセロン(1731wh)という順位になります。今回の東日本大震災の被害額は25兆円といわれています。阪神淡路大震災は10兆円でした。88年前の関東大震災は死者10万人で復興院の長官は歴史上の人物・後藤新平がなり、110兆円、遷都しない、耐震化などものの見事に決めていき首都は復興したのです。平成の後藤新平よ、いでよ!というところですが五百旗頭(いおきべ)真さんが「復興委員会会長」になりました。日本赤十字(1887年創設、トップ皇后陛下)には1160億円以上もの義援金が寄せられたそうです(経済界からはソフトバンクの孫正義氏が6300億円の自己資産から100億円の義援金。石川遼プロは今季(2011年)賞金全額寄付)。まだまだ日本人も捨てた物じゃあありません。仮設住宅建設も急ピッチで建てられていますが、コミュニティーごとで移動ということになりそうです。なぜなら1995年の阪神淡路大震災のときは「抽選方式」にしたため隣は見知らぬ他人で「老人の孤独死」などあったからです。地震保険(上限5000万円)は火災保険のオプションです。地震保険だけにはいることは出来ません。東北には472社の部品メーカーがありますが、大震災で「部品」がつくれなくなり「日本経済」が大打撃です。しかしテレビは「行政を動かす」「人命を救う」「支援を広げる」効果はあったと思います。民主党政権は「復興財源」として4000億円の赤字国債を発行するというが、あまりおすすめできません。これ以上借金が増えれば「日本国債」が暴落するからです。あと「過剰反応」にも罰則ですね。水道水にたった210ベクレルが…でペットボトル水を過剰反応で買い占める。それは1年間飲み続けてもレントゲン一回分でしかない。「専門家」ももっとちゃんと「説明」しないと「日本復興」は道さえなくなる。まずは「冷静な行動」をしてください。それにしても何故「政府・民主党」が「メルトダウンはしていない」と何故嘘の報道をしたのか?私には理解できません。まるで「大本営発表」です。嘘はすぐばれます。今回の2011年3月11日の「東北関東大震災」では未曾有の大災害で、死者・行方不明者2万9000人避難民12万人、福島第一原子力発電所の1号機から4号機まで大変な状態になりました。1号機と3号機では一時燃料棒内の冷却水が不足して、水素が建家にたまり「水素爆発」しました。これにより、1号機3号機の建物が爆破、2号機の圧力抑制室(サプレッション・プール)では一部破損炎上(鎮火しました)「電源復旧」を目指しています。3号機4号機に放水、1号機4号機2号機の通電を確認(中央制御室の照明など)しました。3号機5号機6号機も照明点灯。汚染たまり水が1000mSvという値です。だが、病院・避難所で死者が相次いでいます。福島第一原子力発電所付近の海水からは「放射性ヨウ素131,134,137」が検出されましたね。だが、人体に影響のないレベルです。この前210Bq(ベクレル)であった葛飾区の東京都の水道水の放射性ヨウ素131は2011年3月24日76Bqまで減り、東京都は「摂取制限」を解除しました。あまり「過剰反応」をし過ぎると「限度」がなくなりますよ。また3号機の地下室で作業中であった3人の作業員が被曝してそのうち2人が病院に搬送されたそうです。3号機のタービン建家地下室にたまっていた30cmの水に足をとられ、170から180mSv(ミリ・シーベルト)被曝したという。当然、作業員は放射能防護服だった。が、長靴とズボンの隙間から放射性水がはいり、知らぬ間に被曝したようです。「β線熱傷(火傷と同じ病状)」だそうです。だが、2011年3月28日3人は退院です。発電所を地下にしたのは愚ですね。雨水海水ですぐ駄目になる。ここで原子力保安院が「福島第一原子力発電所事故の「危機レベル」は7」といい世界中で納得です。何故ならスリーマイル島原発事故のレベル6より酷い状態であるからです。1時間あたりの放射性が1号機6万μSv、2号機100万μSv、3号機が75万μSv、4号機が500万μSvで、3号機建家の地下水から放射性ヨウ素134が69億ベクレル(Bq)、放射性ヨウ素131が13000万μSvです。一時39京ベクレルまでいったそうです。69億ベクレル(2011年3月27日深夜「検知されていない。誤りでありました」と原子力安全保安院(経産省管轄役人)が訂正しました。)など通常ならありえないことで、放射能炉心の一部が破損して漏れてる可能性が高いそうです。が、「原発の現場」でです。「過剰反応」はやめて下さい。 また1号機2号機3号機のタービン建家のトレンチ(配菅構)に放射能に汚染された水が発見されました。1号機が0.4mSv1h、2号機が1000mSv1h、3号機は?です。また原発事故では0.54ベクレルのプルトニウム(238,239,240)が検出されたそうです。「早くコンクリートで固めろ」というのは時期早々で5年から10年後ならいいでしょう。燃料棒はどちらにしても取り除く必要があり、地下800mから1000mに永久埋葬することだ。今回の福島第一原子力発電所の事故の反省を刈谷原発などに活かす必要があり、いいますが「原発に「絶対安全」」などない。もんじゅのような高速増殖炉はやめたらいい。放水車にしても5気圧以上必要です。売れなくなる東芝・日立・三菱の原発産業はGE、WH、AREGVAの傘下にはいること。被曝死亡者に国は9000万円だすそうだが米軍のアフガン戦争戦死者でも380万円です。被災地域減免(所得税・法人税・相続税・固定資産税・登録所得税の減免)です。津波で漁船2500隻が破壊、水没地区1万ヘクタール、ガソリンは1リットル150円台まで高騰しました。何故われわれが不安になるのか?それはニュースが理解出来ないから不安になるのだ。そこでこの緑川鷲羽がわかりやすく説明する。東京都葛飾区・埼玉県・千葉県・栃木県・茨城県・群馬県・福島県などの水道水で210ベクレル(Bq)の放射能(放射性ヨウ素131)が検出された。しかし、成人でも300Bq以下、乳児でも100Bq以下であり、これは一年間その水を飲み続けてもx線レントゲン一回分(0.03mSv)でしかない。悪戯に恐れることはない。もっと「冷静」になってください。水道水の放射能は「乳児」が一年間飲んだら…というレベルなのです。「赤ん坊以外」、例えば大人や小中学生、保育園児、老人、1才児以上は何ら問題も起こりません。「放射性ヨウ素131」などは「エイズ」や「エボラ出血熱」ではないのです。「ヒステリィー女」みたいな「過剰反応」は「カッコ悪い」し「みっともない」。入浴や歯磨き、野菜洗い、野菜ゆでなど問題無用である。だが、不安感からか、商店・コンビニ・スーパーのペットボトルはもうすべて売れきれだと聞きます。中には「飲料水」をネットで高値で売りつけようとする不貞な輩までいるそうです。政府は放射能で駄目になった野菜の摂取制限をはじめました。ホウレンソウなどの葉物野菜、キャベツなどの結球性野菜類、ブロッコリーなどの花蕾性野菜などです。以前に「大震災後に物資の略奪や窃盗がなかったのは日本人の道徳心だろう」とコメントしましたが、実際には今は略奪や窃盗が多くなっているそうです。残念ですね。4号機から2011年4月12日に黒煙があがりましたが、炎はみえないが何かが燃えたんでしょうね。鎮火しました。水蒸気なら白煙ですから。なお原発停止の3原則は「止める」「冷やす」「閉じ込める」です。地震時に制御棒が炉心の下から上にあがった。これは圧力が常にかかっているようにしてバルブで閉めていて、停電で自動的に燃料棒のウラン拡散を防ぐ制御棒がセットされたということです。まあ、フェールセーフ(安全保全)制御ですね。ちなみに放水を3号機4号機でやっていますが3、4年分やる必要がある。長期戦です。地震で宮城県牡鹿(おしか)半島が約5.3m移動、約1.2m沈降、岩手県・福島県は約2m移動し30cm沈降した。四国の8倍のプレートが動いたようだ(南北600km、幅200km)。電気も水道もガスも駄目。だが、少しずつだが、物資は安定的に届いているようだが、心のケア、お風呂、洗髪など要望は多岐に渡る。支援物資はよく「大人用」は届くが「子供用」はなかなか届かないという。避難県は26都道府県、避難民は12万人です。問題点は(遺体の身元確認、遺体の埋葬、窃盗の多発、ゴミの処理)です。ちなみに「災害救助法」とは国が都道府県・国民などと協力して、被災地・被災民に対して援助・保護を行うという法律です。(避難所、仮設住宅、医療、食料、水、服、病院器具、遺体の埋葬)一節には災害復興額は29兆円というおそろしいことを週刊誌は書いています。3万2800戸の仮設住宅を被災者は要望してます。阪神淡路大震災では4万戸に4ヶ月かかりましたね。よく「地震再保険特別会計(地震保険の被害額が1150億円を超えた場合の最保険)」を復興財源にあてればいいというひとがいるのですが、地震保険は2万人しかはいっていません。確かに地震保険の額が1150億円以上になったら国が50%税負担、2兆円を超えたら国が98%税負担します。が、たった2万人ですよ。また原発ですが福島第一原子力発電所と福島第二原子力発電所は11m距離が離れています。建家が水素爆発した…ときくと「水爆」と勘違いしたり「原子炉で爆発があった」と聞くと「核爆弾」と勘違いするかも知れません。ですが、後述しますが「チェルノブイリ事故」のようには絶対になりません。なお原子とはそもそも何か?ですが地球とリンゴくらいの差があります。リンゴが地球だとすれば、その地球のリンゴ程度の大きさしかないのです。原子の中に原子核(陽子、中性子)があり1兆分の1cmです。1937年ドイツのオットーハーンが原子力を発見します。ですが、悲劇的にそれは原爆として武器として広島・長崎につかわれた訳です。ウランに別のウランがぶつかると核分裂して熱を出す。ウラン238(陽子92中性子146。分裂しにくい)ウラン235(陽子92中性子143。分裂しやすい)で、ウラン235を濃縮して使います。ウラン鉱石を粉末状にして、遠心分離機という洗濯機のようなもので回転させて濃度を高めます。濃度3,4%が原子力発電用燃料棒、濃度90%が原爆です。そもそも濃度が違うので核爆弾のようには絶対になりません。原子炉の制御棒はウランの核分裂を吸収して制御するものです。日本の原子力発電所は1963年につくられた。日本には商業用に17箇所54基の原発がある。世界では30箇所432基ある。何故海の近くにあるか?は炉心の冷却(冷却水とはまざらない)する為に海水が必要だからです。欧米では大きな川の側にあることもありますが日本にはそんなおおきな川はないからです。原発のメリットは(少ない原料で莫大なエネルギーが得られる、二酸化炭素を出さない、燃料を再利用できる(プルサーマル))デメリットは(放射線の危機、核燃料の廃棄物が出る、大規模放射能事故のおそれ)です。ちなみに原発の格納舎は42mの高さです。燃料棒は4mあり、1本1本を束にして548本を束にして(燃料集合体棒・燃料棒)60本ある訳です。1本の燃料棒の中にペレットというものが370個(二酸化ウラン(ウラン238)をカチカチに焼き固めた物)入っていて摂氏2800度にならないと溶けないのです。だが、ペレットが溶けたからセシウム、放射性ヨウ素231,234,238が出たのでしょうね。ちなみに「原子力災害対策特別措置法」とは(事故の拡大防止策や自衛隊の派遣、住民の避難など国が判断)する法律です。2000年に法制化されましたが、1998年のJCO事故を受けてつくられた法案です。ベクレルBq(仏のアンリ・ベクレル氏発見)、グレイGy(英国のルイス・ハロイド・グレイ氏発見)、シーベルトSv(スウエーデンのロルフ・シーベルト氏発見)。例えば、Bqは雨の量、Gyは雨が地中に吸収される量、Svは人体に影響される雨の量ということです。モニタリングポストという言葉や器具が出てきますが昭和34年から観測している空気中の放射線濃度を測る機械です。原発事故のレベルは0,1(もんじゅナトリウム事故)2,3,4(JCO事故),5(スリーマイル島事故・福島第一原子力発電所事故),6,7(チェルノブイリ事故)くらいです。ちなみに1979年3月の米国ペンシルバニア州のスリーマイル島原発事故は(冷却水のポンプが壊れ核燃料棒の炉心が空焚き状態となり)放射線もれがおきました。1986年4月の旧ソ連・ウクライナ共和国チェルノブイリ事故はメルトダウン(炉心そのものがない。ウランが暴走して放射能大拡散した)しています。爆発したのではなく、水のかわりに黒鉛をつかっていてウランが暴走して止められなくなった。当時の旧ソ連政府は情報を隠し、情報隠蔽までしたため被害は甚大で未曾有なものになった。25年後も放射能に包まれている。電気さえ通れば温度や圧力もわかり、冷却水も動かせる。今は、福島第一原子力発電所に放水しているのは炉心より使用済み燃料棒の方が危険であるからだ。食品暫定規定値(放射性ヨウ素(水、牛乳、乳製品、野菜)300BBq、放射性セシウム(水、牛乳、乳製品、肉、魚、野菜)200Bq、500Bq、ウラン(同)20Bq、100Bq、プルトニウム(同)1Bq、10Bq)など。なお何故「円高(一時1$=76円25銭)」になったか?は投機筋やヘッジファンドらが「投機目的」で円を買い占めた為です。日本の企業がもっているドル建ての資産を円に替えるだろうという思惑でです。3号機では核燃料棒が一時冷却水が足りなくなり、臨海寸前になりました。4号機にも地上から給水活動。一部破壊炎上(3号機2号機から煙発生。放射能拡散なし)しました。5号機6号機では、「冷却機能」が回復。ベント(排気)は1号機2号機3号機○、4号機5号機6号機は☓です。3号機には2742tの放水。「福島第一原子力発電所はメルトダウン(炉心溶融)」した。大前研一先生や米国も「メルトダウンした筈だ」といいます。プルトニウムが検出されたとはそういうことです。福島の牛乳、茨木のほうれん草から放射能が計測されたそうですが、牛乳は一年間飲み続けても「CTスキャン一回分」、ほうれん草は一年間食べ続けても「CTスキャン一回の5分の1分」です。なんら心配はいりません。今回の福島第一原子力発電所は何が大変かというと、過去の原発事故はチェルノブイリ事故・スリーマイル島事故とも単独事故です。ところが福島第一原子力発電所は1号機から4号機まで4つの原発炉の対応に当たらなければならない訳です。福島第一原子力発電所から半径20Km30Kmの住民は自主避難勧告です。原発付近の海水から通常の1860倍(1.2mSv)もの放射性が検知されました。雨など降っていないことから、原発の施設から放射性が漏れていると考えられるそうです。ですが一時5000マイクロシーベルトという放射線を感知しましたが、30Kmや100Km離れたところでは人体に影響のない放射線です。悪戯に恐怖心を煽る変なチェーンメールに騙されないで下さい。だが米軍は原発から半径50マイル(80Km)に避難勧告をだしています。これはスリーマイル島事故のはるか前のEBR2という原発が事故で、それが相当酷かったため法律で決められているからです。また「○月○日に大きな余震が来る」「放射能が襲う」「放射性ヨウ素にはうがい薬を飲むといい」などの流言は嘘です。「被災地に寄付する予定なので私の口座にお金を振りこんで」というのは阪神淡路大震災のときもあった「振り込め詐欺」です。赤十字や代表的な国際機関やちゃんとした機関に義援金をお願いします。また「義援金詐欺」に注意してください。市役所や公的機関が直接家に電話をかけてきたり、訪問して「寄付してください」などということは絶対にありません。騙されず、悪質な輩の声や口座やアドレスを警察に知らせて「ブタ箱(刑務所)」にぶち込んで下さい。なお今回の甚大な大震災で亡くなられた方に哀悼の意を送ります。ひとりでも不幸なひとがたすかりますように祈ります。
 今回の福島第一原子力発電所の事故(政府は事象というが)で東電・東芝・日立の「日本原発」は間違いなく世界で売れなくなる。スリーマイル島原発事故後の米国と同じことだ。また、福島第一原子力発電所の第3号機は「プルサーマル(プルトニウム・サーマル・リアクター)原発」…これも売れなくなるだろう。5mの送電所にたいして14mの津波は想定外…などといくらエクスキューズ(言い訳)をいってみたところであの映像が世界中に配信されてしまっては「おしまい」である。
送電所にしてもスリーストライク・ツーアウトでなければならないのに、福島第一原子力発電所の送電所はDE(ディーゼルエンジン)がふたつのみ。せめてひとつは風力発電か太陽光発電システムでなければならなかった。大震災後に物資の略奪や盗難がなかったのは「日本人の道徳心」だろう。海水を入れた号機に関しては、悪い言葉でいえば「お釈迦にした」ということである。チェルノブイリ事故の原発のように後はコンクリートで固めて「50年後、100年後になんとかしてくれ」ということである。まずは冷静な行動をして下さい。
 なお復興策は10年限定消費税2%増税であろう。消費税は2%あげると4兆円、まあ被災地は増税せず5%のままで他の地域を消費税7%ということ。また急患対応の為には一定区間ごとに「非常用ジェネレーターセット」「緊急食糧」「医療器具」などを配備し、電線の埋設、軟弱地盤の強化である。国債を3000億円発行して復興財源にあてるなどはあまりおすすめできません。これ以上国債を発行して借金を増やせば、日本国債の暴落につながります。また米英の原子力のエキスパート集団を招聘することですね。また原発の冷却水が回復したらですが、東京ドームのようなテントを原発の「帽子」として放射性拡散を防ぐことです。コンクリート埋立は熱がなくなってからです。熱いままコンクリートで固めても放射能の熱でコンクリートが溶けてしまいます。中間冷却炉が日本にはない。普通は使用済み核燃料棒は中間冷却炉で10年から50年冷やす必要があるのです。また発電所の電力はGE社製の600Vから7000Vです。外部電源はせいぜい100V、メーターさえつかないのは電力不足です。でもこういう原発事故があると世界でも新規設置は30年フリーズ状態となります。また東西日本では電気の周波数が違いますが、1680億円かかろうが「統合」するべきです。また蓮舫さんが「節電して下さい!節電して下さい!」というが無理。そこで電力の30%無駄遣いで罰金、40%で…50%で…70%で…と無駄遣いの家庭には罰金を課すのがいいと思う。
今回の2011年3月11日の「東日本大震災」あるいは「東北関東大震災」は、三陸沖でM9.0(日本観測史上最大)で、関東大震災の45倍、阪神淡路大震災の1450倍の大地震であった。世界では1900年以来四番目に大きい地震であった。ちなみにマグニチュードと震度はどう違うか?マグニチュードは地震そのもののエネルギー。例えば電球の電球(ワット)がマグニチュードなら、その電球の光(ルックス)が震度…離れれば明るくなくなる、つまり震度が弱くなる。マグニチュードは数学の対数。M+1は32倍、M+2は1000倍、M+3は30000倍。日本の気象庁は「気象庁マグニチュード」を採用している。世界では「モーメントマグニチュード」を採用している。日本では震度は1,2,3,4,5弱,5強,6弱,6強,7の10段階。昔は、微震、弱震、強震、烈震、激震だけだった。欧米は12段階です。地震はどうして起こるのか?
 今回の地震は「プレート境界型地震」。プレートとは岩の板。地球は中心にコア(核)があり、まわりにマントルというどろどろの溶岩があり、地上には海などで冷やされた岩盤プレート(世界に10枚程度)があり、日本は「ユーラシアプレート」「北アメリカプレート」「太平洋プレート」「フィリピン洋プレート」に囲まれている。地震は沖側のプレートが重い海水をふくんだ海底のプレートが地下に沈みこむのにつれれ、プレートが下にひっぱられ、それが反動でもとに戻るときに起こる。「津波」はプレートが弾けたときに海水が隆起して起こる。今回の大地震は3つの地震が連動した。①岩手沖②福島沖③茨城沖、であった。セグメント(地震のストレスが溜まる場所)は茨城県沖にあるだろうとは専門家も観ていたが、3つ連続は想定外。「東日本大震災」までは「東南海地震」が80%先に起こるだろうと思われていた。ちなみに「地震の予知」などまだ出来ません。「○月○日に地震が起こる」「放射能が襲う」というのは大嘘でデマです。長野新潟の6.0は反動だが、静岡の地震は別です。地震は、前震、本震、余震があります。前震は「地震があってから」しかわかりません。地震の予想は降水確率と同じ。天気模様を過去のデータと照らし合わせて「明日の降水確率は50%」などとするのと同じ。だが、地震は揺れているときより、余震で死亡することが多い。地盤沈下や雪崩、がけ崩れ…不用意に半壊した「我が家」にはいるのは危険なのです。ちなみに「液状化現象」とは地下水が地震などで湧き出し、地面がどろどろの沼みたいになっていくものです。地下水が豊富な所や、埋立地、川や海の近くでよく起きます。これには対策があって、地下水のもっと地中の堅い岩盤に柱を打つことです。羽田空港もこういう工事をしていますね。だから、羽田では「液状化現象」はおきなかったのです。DMAT(デーマット)は引き上げましたね。DMATは外科的緊急隊であり、今後は精神面・内科的診療が急務になるためです。
 「緊急地震速報」とは2007年に導入されたもので、速報は2011年3月だけで45回通報されました。どういうシステムか?地震が起こるとまずP波(Primary wave 最初の波)とS波(Secondary wave 二番目の波)が出ます。そのS波やP波を気象庁が感知して、地震がくるであろう地方に「緊急地震速報」を出す、ということです。新幹線はP波S波を感知すると自動的にストップするシステムがあります。だから、今回は「新幹線の地震による脱線」がなかった訳です。私が思うに被災地の人々は「避難所」にゴチャ混ぜに避難していますが、「体調を崩した急患」を部分的に集めて治療する「治療避難地」を創設するべきですね。また「津波(Tsunami)」ですが、世界共通語です。1960年にチリ沖地震が起きてハワイまで津波がきたときに日系人たちが「津波がきた!」と叫んだ。これがそのまま報道されて世界共通語になりました。「波」と「津波」の違いを教えてくださいとのことですが、波は海面が風で揺れているだけです。ところが「津波」は海底から海面までまるで「水の塊」のように押し寄せるのです。「津波のスピード(時速)」は海底5000は飛行機800km、海底800mは新幹線200km、海底100mは自動車100km、海底10mは陸上選手10km。とにかく海からだけでなく川からも逃げること。「見える津波」はソリトンと呼ぶ。そもそも「津波」の津は港のこと。港でおきる波だから「津波」。リアス式海岸ではいりくんでいる為に津波が何倍にもの力となった。多分50mの津波が出た筈だ。岩手県の北上川では49Kmも津波が上流したといいます。観測機(検潮所)がすべて破壊されて津波の本当の高さはわからないという。巨大な防波堤は役に立たなかった。というひとがいるが間違いだ。防波堤がなかったら、大船渡や釜石の被害はアレ以上になった筈だからだ。防波堤は1250億円かかった。防波堤で守るのは無理だ。まずは高台に住宅群をつくり、自動車のバイパスを通し、低いところ、港は公園のようにして漁師さんは高台から港に自動車で通えばいい。ちなみに「大津波警報」は海面3m以上、「津波警報」は海面1,2m、「津波注意報」は0.5m以下です。津波の高さはひとが入って足で調べている。が、死者や救助活動中に「津波の高さ調査」は不謹慎であるとして、待機中だった。
 津波災害での火災は、港には石油コンビナートがあり、それが海面に流れ流木に引火したものだ。海水に濡れてもすぐ乾くからだ。
 また世界のプレートは、ユーラシアプレート、アフリカプレート、オーストラリアプレート、フィリピンプレート、北アメリカプレート、太平洋プレート、ナスカプレート、南アメリカプレートがある。1960年のチリ沖地震はM9.1(13万人死亡)、1964年アラスカ沖地震M9.2(128人死亡)、2004年12月26日スマトラ地震M9.1(22万人死亡)、東日本大震災M9.0です。またここでは深刻な福島第一原子力発電所の原発事故についてです。
 1号機から4号機までに2号機を除き、建家全壊、3号機から水蒸気が出ているようです。3号機の燃料プールに自衛隊や警察が地上から放水し、ヘリコプターCH47からも(7.5tx4回)散水されました。メルトダウンです。効果は充分でなく、冷却水が不足し危機的状態です。これは3号機の使用済み燃料プールの水分が減少していて、燃料棒が一部露出して融溶状態になったための応急処置です。燃料棒の露出状態が続くといわゆる「放射線拡散」のようになるため決死の覚悟でオペレーションしたのです。日本の原発は新潟の柏崎刈谷原発、福島第一原子力発電所、福島第二原子力発電所、にあります。1、2、3号機は運転中、4、5号機は休止中でした。なお原発も新幹線同様地震で自動的にストップするシステムです。原発のしくみは燃料棒のウランと中性子をあわせて熱をだし(チェルノブイリ事故のようにウランが暴走して爆破まで至ることを臨界という。福島第一原子力発電所では臨界まではいってない。ただ、放射能大拡散の危機があるということ)その熱で水を沸騰させてタービンをまわし、発電します。火力発電は重油を燃やして水を沸騰させてタービンをまわし発電、水力発電は水でタービンをまわし発電するものです。1号機は建家のコンクリート壁が水素爆発で破壊、2号機は圧力制御棒が露出し注入中、3号機は建家一部水素爆発で破壊し注水中、4号機は建家水素爆発破壊、冷却水温度上昇中、燃料用プールに放水未満。海水を入れるのは「仕方なく」である。海水をいれて「お釈迦」にするということ。電源も駄目になった。発電炉の外部電源を復旧できないか試しているところです。電源が復旧すれば冷却水が稼働できるからです。燃料棒を冷やさないと放射能拡散事故と同じになってしまう。燃料棒の露出で、炉心を覆っている菅(ジルカロイ(ジルコニウム合金))に水素がたまり、水素爆発してしまう。ミリシーベルト(mSv、μSvの1000倍)、マイクロシーベルト(μSv、mSvの1000分の1)であるというのは放射線の強さの値である。なお、放射線はα線(紙一枚で防げる)、β線(アルミニウムで防げる)、X線γ線(鉄鉛で防げる)、中性子線(かなりの物質を通過するが大量の水やコンクリートで防げる)がある。ちなみに「原子力安全保安院」とは経済産業省管轄の役人です。日常でも0.05mSvはレントゲン、6.9mSvはCTスキャン、0.19mSvは東京NY間飛行機(宇宙からの放射線があるから)、150mSv(屋外で働く人)、100mSv(宇宙)、年間でも2.2mSvは被曝している。ちなみに被曝と被爆は同じ「ひばく」と呼ぶが被爆は「広島長崎での核兵器放射能」で被曝は「放射能にさらされること」である。花粉症と同じくマスクやゴーグル、手洗いシャワー、シャンプーなど有効である。だが、いたずらに恐れることはない。確かに5000mSvもの放射能を浴びれば白内障・白血病・皮膚がんなど発病し、7000mSvでは死亡する。だが、今、福島第一原子力発電所近辺でも3000μSvぐらいでありまだまだ大丈夫である。東北関東地方では灯油やガソリンが不足しているが、これは石油コンビナートが地震と津波で壊滅したためである。また「計画停電」とは専門用語で「輪番停電」という大規模な大規模停電が起きないように市町村ごとに「強制的に停電」して「大規模停電」を防ぐ策です。申し訳ありませんがご協力下さい。ですが「節電」というなら「コンピュータの起動」がかなり電気を使います。これを自粛させる。また計画停電が「恣意的」であると思います。千代田区・港区などの企業群が多くある場所は外され、群馬県や千葉県などの弱いところを意図的に「計画停電」しているのはいかにも東京電力です。なお、東日本で電気が足りないなら、西日本から電気を送れば?ですが実は東日本では50ヘルツ、西日本では60ヘルツと周波数が違うのです。これは西日本はアメリカ製の送電所、東日本はドイツ製の送電所を購入したから違うのです。統一はまだされていないということです。
 まずは被災者の為に募金や義援金、買い溜めしない(食料は充分あります。物流が滞っているだけです。オイルショック時のトイレットペーパー買い溜めのような愚行は避けて下さい。皆さんが食料を買い溜めすると被災地に食料が届かなくなります)、無用な外出を控える、ボランティア活動(プロの救助活動のさまたげにならないように)など我々にできることを頑張ってやっていこう。また東日本大震災で日本経済が大打撃を受けています。東北地方の部品メーカーが打撃を受け、「計画停電」で工場稼働が出来ないで物流が滞っている。自動車一台に6万個の部品が必要になるし、例えば液晶ディスプレイや半導体工場は一度「停電」すると、電気が回復してもミリ単位の機械作業のプログラムを復旧するまで何日も時間がかかるのです。だが、諦めてはならない。今回の「国難」を乗り越えよう。「神は乗り越えられる試練しか与えない」ということを信じようではないか!
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