日中首脳会談実現「中国はつかってナンボ」
安倍晋三総理大臣(日本国)と習近平国家主席(中国)による日中首脳会談が実現した。まずは安倍氏一歩前進で、ある。
日本にとって、「反中反韓」などというヒステリーめいた感情は、何も生まない。
財布も胃袋もデカイ中国は「つかってナンボ」ということだ。
それから歴史問題に関してはいろいろな戦略があるが、大事なのは朝日新聞のような誤報をそのままにする愚をさけることだ。確かに日本帝国軍部時代に、日本軍は中国人や韓国人の無辜の民を何万人も虐殺したのかも知れない。
だが、中国人だって馬鹿じゃない。一番の虐殺をしたのは中国人民解放軍であり、毛沢東の『大躍進政策』『文化大革命政策』である。毛沢東はそれらの政策で世界一何千万人もの中国人を殺したのだ。それに、日本に勝利したのは中国共産党軍ではない。蒋介石の中国国民党軍である。
中国国内の中国人はそれらを知らない。だが、気付き始めている。国外海外の中国人は知っているのだ。これは心強い。
中国国内の中国人は「井の中の蛙」かも知れない。が、日本人の政治家や官僚がそのことをハッキリ真面目に忠告するのはあまりおすすめできない。国際政治学上、短絡的すぎるし、非常に繊細な問題で、ストレートにぶつける話題ではない。
たぶん、日本人政治家がそれをそのまま言うと、中国共産党は「日本の政治家が大嘘を言っている」「問題発言なので報道禁止」となっておわり、だろう。もっと頭をつかうことだ。まずは民間ベースでネットや海外旅行中の中国人たちに”真実”に触れてもらい”拡散”を促す。勿論、中国共産党はサイバーポリスを何万人もつかって監視しているのは知っている。
だが、人の口にガムテープは貼れない。中国のひどさ、共産党のやっているあくどさを知れば、中国中が現在の香港状態になるだろう。韓国だって同じ事だ。韓国人だって馬鹿じゃない。朴おばさん(朴大統領)の大嘘ぐらい、海外生活をする韓国人なら皆知っている。そこでここでは軍略として『トロイの木馬作戦』でいいのだ。民間ベースでどんどん交流を重ねれば『(嘘で重ねられた)反日ムード』になどの嘘を、中国人も韓国人も見破れるようになる。後は中国はドイツのような各省が自治区のような「連邦制度の中華人民共和国」で、いいのではないだろうか。もう、中国共産党の時代はおわった。すみやかに連邦制度に移行せよ!
緑川鷲羽(みどりかわ・わしゅう)・44・フリージャーナリスト・