山暮らしあれこれ

田舎にUターンして感じたことなど

砂原原人鍋

2014-10-13 | 地域活性化
敬老会の慰労会のとき、メンバーの一人から
文化祭のイベントに「砂原原人鍋」をつくろうとの提案があった。

2009年に町内の砂原地区で12~7万年前の
前期旧石器時代のモノと推測される石器が発掘された。

これは日本最古の石器ではないだろうか、そうであれば
このあたりが日本民族の始まりの地ではないかと話題になったようである。

そのとき世話人会が設立され、
PRのためにつくり始めたのが「原人鍋」である。

といってもこれは想像に基づく鍋で実際のところはわからない。
この地は四季を通して海、山の幸が豊富であったと思われる。

そこで、自然石の大きな穴を鍋のように利用して、
中に海水と獲物と焼いた石を入れて調理をして食べたのではないかと。

遺跡調査はその後進んでいないのが残念であるが、
みなさんに忘れられないようこれを機会にPRしようというものである。

アルコールに勢いづけられやろうやろうということになった。
文化祭まで1月を切りどうするのかなと気にはなっていた。

連合自治会の定例の役員会の後、提案者から招集がかかった。
提案者は本気であり、すでに参加申し込みも済んでいた。

食材を何にするか? 山の幸はイノシシ、海の幸はタコに…
約1時間かけて食材やその確保方法について打合せを行った。

11月1日の文化祭も前日から忙しくなりそうである。