なんかすごかった

告知したクセに、ラジオのQUEEN特集、聴けませんでしたー。
だって真昼間なんて無理。働いてるって。

そんな時間帯に比較的空いている地下鉄に乗ったのだが、
まあ外国からの観光客一家のうるさいこと！
こんなに静かな車内なのだから日本人なら空気読むけど、そういうのないんだろうな。
変な所で文化の違いを感じてみた。
そして私の隣は一人分しか空いていなかったのに、そこに乗ってきた老夫婦の
おじいさんの方が座ったからと言って、無理無理隣に座るおばあさんってどうよ？
当たり前だが私の上に半分乗られてビックリ。だって他はがら空きなのよ？
私が他の所移ったけどさー、それって理不尽じゃない？
「いくらご老人だからって！図々しいなー」と思って睨もうとしたら、
そのおばあさんの佇まいが今は亡き自分のおばあさんを思い出させて
出来なくなってしまいました…。

さて写真の本は今週楽しませていただいたもの。
何の予備知識も無く、「二段組で長く、警察モノ」という希望のまま借りてきたものだが、
いやー、一読して驚いた。
「これってボーイズ・ラブ本？それともオヤジ・ヤオイ（←専門用語）本？」。
とにかくみんなフォモ。刑事もヤクザもみんなフォモ。
いやトリックや人間関係、心理状態なんかは本当に良く出来ていて楽しかったし
本当に言いたかったのは「悪に対峙し切れない現状」みたいなものなのだろうとは読めるのだが
とにかく荒唐無稽とも言えちゃうくらいのフォモっぷりがすべてを吹き飛ばす勢いなのだ。
まあ登場人物の容姿の形容が無いのが今一つ想像の妨げとなって救われるのだが、
もしこれ漫画化されて普通にBL雑誌に載っていたらそれはそれで
完全に馴染んじゃうんじゃないか？
その際はテーマもへったくれも消し飛んじゃうけどな。
男の人はこの作品、どう読むんだろう？