ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

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2014-09-20 00:01:32 | プロレス
WWEの下部組織…っつーか育成機関?にNXTという団体がある。
育成機関ではあるが、一軍では禁じられている過激な技が解禁されているし、
みんな上に上がるためにシャカリキだから試合内容はこっちの方が断然面白い。
後楽園ホール程度のキャパのところにこれまた濃密なプロレスオタクの客だけが集まっているから雰囲気も良い。
さてそこに今度日本のスター・プロレスラーのKENTAが入団して今日テレビ中継があったのだ。
この選手、素晴らしい決め技をいくつも持っているのだが、WWEのトップどころにことごとくパクられている。
そういうことも含めてあちらの選手たちからリスペクトされているらしいのだ。
その辺の事情や立場は知っているけど、実は私、この選手の試合を観たことが無いのだ。
馬場全日本~ノアという団体の試合は一切観ていないものでね。
このようにオタクと言うのは偏っていることがしばしばなのだ。
それはともかく、その登場は期待を持たれていた。
GMのリーガル卿に呼ばれて背広姿でのリングイン。
「あららー、やっぱり断然小ちゃいわね。それはともかくその表情はなんだか…ニヤニヤしててイモ臭いわ。
背広姿もいかしていないし大丈夫なの?」と私はいつしか我が子の発表会を見守る母のような気持ちになっていた。
そして日本語でのスピーチに続いて英語でのスピーチ。発音は悪くない、どころか良い。しかし遅い~。
家の母は「もうかわいそうで観てられない」とこの段階でどこかに逃げてしまった。
しかしNXTのお客さんは優しい。暖かいケンタ・コールで盛り上げてくれる。
だが!だが!

「私は尊敬している人の名前に改名することにした。今日から名前はヒデオ・イタミだ!」

一瞬シーンとなる場内。ナニ、何、何が起こったのって感じで。
多分、ケンタというのは本名で、退団した場合に発生する名前所有権トラブルを回避するための改名なんだろうけど
「いたみ ひでお」って…。どこにもなんの引っ掛かりもない。野茂英雄のヒデオ?
それともシャレで「痛みがひでーお」?
本当にいいのか?

それでもさすがNXT、他の試合は素晴らしく面白かった。
リック・フレアーの娘のシャーロットというディーヴァ(女子レスラー)が特に素晴らしく、
アメリカのディーヴァ戦でこんなにちゃんとした試合を観たのは初めてかも知れないと思ってしまった。

ヒデオのおかげでしばらく中継がなくなっていたNXTが再開されたのはありがたいけど、ねー…。

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