子供の日だけど我が家は法事。
父の17回忌の法要を行ったのだ。
母の年齢から考えても法事は今回で最後かなって。
前回は13回忌だったから四年ぶりの弟との邂逅。
すごい爺さんになっていて驚いた。
あっちもそう思っているのかも知れないけど、弟の場合は美少年だったので落差が酷過ぎる。
お坊さんもあんなにビリビリと響く美声だったのに、なんだか元気がなくなってしまっていた。
そりゃそうか、父の葬式から17年経っているのだ。
私達がまだ若いと自負していた時から今の老人になるまでの年月なのだ。
一回りは年上のお坊さんだって同じだけ年を取っているということ。
我が家のお寺のそのお坊さんには後継ぎがいない。
何回か総本山から若いお坊さんに来てもらったりもしたけど、いつの間にかいなくなっている。
このままだと寺の存続はどうなるのか。
家の墓はどうなってしまうのか。
墓仕舞いより何よりそっちの方が問題なのよ。困ったね。