ラヴィットのロケで大井川鐡道の機関車をやっていて、その石炭置き場で
若い女の子が「生まれて初めて石炭を見た」と言っていた。
そうだよね、石炭を見る機会など今はないだろう。
しかし私の小学生時代は教室の暖房は石炭を燃やすストーブだったのだ。
だから休み時間に石炭を置き場からバケツに積んで持って来る係もいた。
ちなみに石炭ではなくコークスと呼んでいたから厳密には石炭でないのかも。
ラヴィットで観た石炭は丸い形だったので観た瞬間に「たどん」という言葉が頭の中を過った。
たどんとは「炭団」と書く。木炭の粉炭を糊で固めたものらしい。
多分テレビに映ったそれは炭団でなく石炭を丸めた豆炭だったのだと思うけど、
すんなりそんな言葉が出て来るところを見ると、きっと学校では炭団を使っていたのだろうね。
中学校では石炭ストーブの思い出は無いから、その頃から廃止されたのだろう。
特筆すべき出来事はなかったが、突然思い出した昭和の思い出だ。