ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

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2019-04-16 00:03:04 | 教室
私の教室の看板を新しいのに掛け替えた。
三代目である。

初代は母の友人の娘さんがトールペイントを習っているというので軽い気持ちで描いてもらったものだ。
水色に妖精が描かれている非常にメルヘンなもので、これがよく生徒を集めてくれた。
さすがに五年も雨ざらしでは木がヘタって割れて来たので新しいのにしなければならなくったが
その娘さんは離婚して働き始めたため時間が取れなくなってしまいもう頼めない。
そこに「駅の方の焼肉屋さんの奥さんが趣味でトールペイントをやっていて、
小学校に寄贈したりしている」という情報を聞きつけ、食べに行って頼んでしまった。
これが今まで掛かっていた二代目で、パステルグリーンに花が咲き乱れる格調高い一枚であった。
そしてこれもヘタって来たが、焼肉屋さんは再開発で寄り駅近くの広い店に引っ越して
大繁盛で奥さんには暇がなさそう。
なので今回はネットで探したプロの方に頼んだ。
今まではノープランで上手く行っていたが、今回は自分でデザインも選ばねばならず
なかなか面倒だった。
製作期間一か月を要して送られて来た看板は、思っていたオレンジ色より色が薄くて
カントリー調の木って感じだったのがちょっとした不満だが、フォントなどは目を引いてなかなかだ。
しかしは慣れた作者だからか塗りが薄い。
「これならこういうことが好きそうなK嬢に頼んだらもっと良いもの作ってくれるんじゃないか」
などと不埒なことを考えてしまった。これからK嬢をうまく乗せてそっち方面に持って行く計画だ。
そのK嬢に頼んで買って来てもらった防水ニススプレーを母に塗らせ(私だと荒いからダメなんだと)、
それを母が門に取り付け(私だと荒いからダメなんだと)た。
新しい季節に新しい生徒さんが集まってくれるといいな。