ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

chance

2015-12-06 01:13:39 | プロレス
私にしてはとても珍しい事態、初めて会う人と飲みに行ったのだ。

それは通っている美容院。
担当美容師のT氏が「プロレス好きのお客さんがいるんだけど、きっと話しが合うと思うよ。
メアドをくれたら渡してあげる」ということで、とりあえず預けておいたのだ。
そしたらメールが来た!
会ったこともない人にメールをするのは勇気がいることだ。
その勇気に感謝して返信メールを出した。
そこからトントンと話しが進んで、今日の初対面となったのだ。
場所は彼女指定の新宿の「アントニオ猪木酒場」。
私も一度行ってみたいと思っていたが、行かない内に池袋店が無くなっていたという居酒屋だ。
待ち合わせは彼女がタオルを持っていて、私がピカチュウを持っているという目印。
そんなものでもものすごく人が多い新宿で無事に出会えた。
彼女、Sさんは感じの良い可愛い人ですぐに打ち解けた。どういうことなんだろ。
そして連れて行ってもらった猪木酒場はこんな感じ。
      

最近はこじゃれた静かなところで飲んでばかりだったので、若人集う「居酒屋」は久しぶり。
あまりの騒々しさをチッと思うより「本当にこんな世界があるんだ」と遠くなった若さに目を見張った。
立ち上がって一気飲みをする若者、謎のコールを続ける集団。
こんな酔っぱらい方は出来ない我々なのだった。

バックランドやホーガン、アンドレザジャイアントとの試合がモニターで延々と流れる居酒屋で
我らは四時間半語っていた。
お互い忘れていたことを思い出し、大笑いだった。
残念ながらSさんとはプロレス感の根っこの部分が違っており、私は本心を曝け出せなかったが
それでもSさんの人がらと楽しい体験談、美容室の話しで楽しい時間を過ごさせてもらった。
きっとまた飲むであろう。
縁は異なもの、味なもの。