ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

処分

2012-04-10 00:11:29 | 日常
暖かくなった午前中、母は靴箱の中の整理を始めていた。
結構な収納力があるはずの靴箱なのだが靴は溢れんばかりなのである。
原因はやはり「捨てられない靴」なのだ。
最近は痛い靴は履けなくなってしまった。ガマン能力がなくなってしまったのだ。
だからちょっと履いたけど痛かった靴、買ったけど痛そうだから履かない靴というのが
新品同様で保管されていたりするのだ。しかも何足も。
私の場合はもうはっきり「履かない」ことがわかっているので処分していいと言うと、
すかさず「もったいないから生徒とか、誰かにあげなさい」と言われてしまうのだ。
しかし自分のサイズは22.5cm。
近頃の子供は足はでかいのだ。ウチには中一で25cmの女子生徒もいるぞ。無理である。
一応今日来た生徒に聞いてみたらやはりサイズが小さい。そして「家も靴溢れてるよ…」とのこと。
どこの家もこんな感じなのであろう。
でもいらないならやっぱり捨てなきゃダメ。もったいながっている場合じゃないのよ。
母は亡き父の良い靴が捨てられないようだ。
冷血というか情緒の無い私としては「そんなものは一番いらないものじゃないかよ」と言いたいところだが
さすがに口に出せないのであった。
コメント (2)