一泊二日の旅行期間の和歌山県の天気予報は「曇り&雨」であった。
アドベンチャーワールドに向うバスの中から見える景色はまさに曇天。雨も降り出しそう。
テンションが上がらぬまま入園すると平時の昼間、しかも東京からはかなり涼しいとは言え
初夏であるからお客は少ない。お客の大半はベビーカー連れ、県外からの観光客、そして若いカップルである。
思っていたよりだだっ広い園内をわけのわからぬまま歩くと「ペンギン王国」に迷い込んだ。
そこで見たものはすごい数のペンギン達!ここは繁殖も自慢なのできっと増えに増えたのだろう。
ペンギン王国以外の海洋性のところにもペンギンはいたし。
そしてその後無料の「ケニア号」というトレーラーに乗って、サファリに参加してみた。
本当に動物達が放し飼いになっていて(草食と肉食なんかは離してありますが)、本格的なサファリだった。
草食系の動物はちゃんと動いていたけど、肉食系は全員だらしなくのびていて、
これから来る本格的な夏の暑さに耐えられるのだろうか心配だ。
そしてパンダ舎(後でじっくり)を見学した後、母が「イルカのショーの時間だから見よう」と思いもよらぬことを
言い出したので、なんとなく会場に行った。
イルカのショーは基本的にそんなに好きじゃないのだ。
会場はお客が多くないので席は選び放題でゆっくり堪能できそうだが。
始まる前、客席をテレビカメラで映してビジョンに出す。子供連れだけでなく我々も容赦なく抜かれた。
そしてここのイルカショー、かなり感動します。
テーマが「飼育員さんとイルカの心の繋がり」みたいな感じで、またかかる曲がミーシャみたいな女性歌手の
歌い上げるラブバラード。子供なんか眼中にないみたいな。しかしこの曲、ここのオリジナルみたい?
私も母も涙をこらえて見ていた。
パンダと併せてテンションダダ上がり。
この後、ペンギンとの撮影タイムに参加出来、残念ながらバスの時間が近くなって来たのでお土産を買って
市場に向うことになっていたのだが、正直もうちょっと居たかった。
お土産も市場よりここで買った方が充実していておススメです。
入園料が安いと感じるアドベンチャーワールドでした。